ENECHANGE株式会社の2024年第1四半期決算報告が公表されました!売上高は13.56億円と前年同期比で27.4%増加と好調な業績を示しています。新たな取り組みや戦略の成果が表れてきたようですね。今後も事業の成長と収益力の強化に期待が持てそうです。
企業情報
企業名: ENECHANGE株式会社
証券コード: 41690
決算期: 12月
ENECHANGE株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ENECHANGE株式会社の決算期は12月です。第1四半期は2024年1月1日~3月31日の期間となっています。
主な事業
ENECHANGE株式会社は、「エネルギープラットフォーム事業」「エネルギーデータ事業」「EV充電事業」の3つの事業セグメントを展開しています。家庭向け・法人向けの電力・ガス切替サービス、デジタルマーケティング支援SaaS、EV充電インフラの整備などに取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
今期の第1四半期の業績は売上高1,356,630千円、営業損失は748,588千円、経常損失は134,026千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は371,022千円と前年同期比で改善傾向にあります。利益率も徐々に上がってきています。
売上・利益の推移
ENECHANGE株式会社の売上高は前年同期比で27.4%増加しています。また、経常損失も前年同期の424,523千円から134,026千円と大幅に縮小し、収益性の改善が見られます。引き続き事業基盤の強化に取り組んでいる様子が窺えます。
四半期連結貸借対照表について
ENECHANGE株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は9,817,818千円、負債は7,636,099千円、純資産は2,181,719千円となっています。前期末と比べると資産が大幅に増加し、負債も増加しつつ純資産が改善される傾向にあります。
資産の部
資産の部では現金及び預金が6,315,420千円と大幅に増加しており、長期貸付金も増加しています。これは第三者割当増資による資金の確保や事業投資の結果だと考えられます。
負債の部
負債の部では短期借入金が1,230,000千円と増加している一方で、長期借入金は1,484,350千円と減少しています。財務体質の改善に向けた取り組みが進んでいるといえるでしょう。
純資産の部
純資産の部では資本金が12,942千円、資本剰余金が10,058,849千円となっており、第三者割当増資の効果で大幅に改善されています。自己資本比率も21.9%まで上昇しています。
ROAとROE
ENECHANGE株式会社のROAとROEについては、第1四半期決算の段階では未公表ですが、前期末の状況を見ると、ROAが-26.7%、ROEが-163.55%と低い水準でした。今期は資本増強と収支改善により徐々にこれらの指標も改善されていくことが期待されます。
キャッシュフロー
当第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は未公表ですが、資金調達の強化により現金及び預金が大幅に増加しており、事業活動に必要な運転資金は確保できていると考えられます。今後の設備投資などにも活用されるでしょう。
配当の支払額
ENECHANGE株式会社は第1四半期の時点で配当を実施していません。今後の業績や成長戦略を踏まえて、適切な時期に配当政策を検討していくものと思われます。
今後の展望
ENECHANGE株式会社は「EV充電事業」の強化に力を入れており、今後もこの分野での先行投資を継続していく方針です。加えて「エネルギープラットフォーム事業」や「エネルギーデータ事業」でも安定収益の確保に努めていく予定です。持続可能な成長と収益性の向上に向けて、各事業セグメントの相乗効果を発揮させていくことが重要になるでしょう。
編集部のまとめ
ENECHANGE株式会社の2024年第1四半期決算は、前年同期と比べて売上高が27.4%増加するなど、全体として改善傾向にあります。事業基盤の強化と収益力の向上に向けた取り組みが着実に進んでいるようです。今後の「EV充電事業」の展開や「エネルギープラットフォーム事業」「エネルギーデータ事業」の収支改善に期待が高まっています。
ENECHANGE株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ENECHANGE株式会社の決算期は12月で、第1四半期は2024年1月1日から3月31日までの期間となっています。また、現時点では配当の支払いは行われていません。今後の業績次第で適切な配当政策を検討していくものと思われます。