株式会社グローバルインフォメーションは、最新の市場動向や技術情報に関するレポートを幅広く提供している企業です。今期の売上高は1,043,374千円と、前年同期比4.0%の減少となりましたが、経常利益は312,892千円と1.9%の増加を果たしました。このように、収益面では良好な業績を維持しています。
企業情報
企業名: 株式会社グローバルインフォメーション
証券コード: 41710
決算期: 12月
株式会社グローバルインフォメーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社グローバルインフォメーションは、12月決算で、四半期決算を行っています。今回の四半期報告書は、2024年1月1日から2024年3月31日までの第1四半期の業績を示しているものです。
主な事業
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート事業、年間情報サービス事業、委託調査事業、国際会議・展示会事業を主な事業としています。最新の市場動向や技術情報に関するレポートの提供を行っており、幅広い顧客ニーズに対応しています。また、IoT向け無線通信方式の製品開発や展示会DXツールの販売なども行っています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期連結累計期間の売上高は1,043,374千円で、前年同期比4.0%の減少となりました。一方、経常利益は312,892千円と1.9%の増加を達成しています。利益率としては、経常利益率が29.9%と高水準を維持しており、収益性が良好な状況にあります。
売上・利益の推移
過去1年間の売上高は2,917,792千円で、経常利益は307,014千円となっています。足元では、売上は若干減少傾向にあるものの、経常利益は増加基調を維持しており、収益力は安定しています。今後もこの水準を維持できるよう、市場ニーズに柔軟に対応していく方針です。
四半期連結貸借対照表について
株式会社グローバルインフォメーションの四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は3,279,197千円となっています。主な内訳としては、流動資産3,191,020千円、固定資産88,177千円となっています。一方、負債は857,454千円で、内訳は流動負債563,984千円、固定負債293,470千円です。
資産の部
資産の部では、現金及び預金2,527,416千円、売掛金527,945千円と、流動資産が大部分を占めています。固定資産は少ないものの、必要最小限の水準を確保しています。
負債の部
負債の部では、支払手形及び買掛金193,061千円、前受金111,876千円などが主な内訳となっています。有利子負債は少なく、健全な財務体質を維持しています。
純資産の部
純資産の部では、2,421,743千円を計上しており、自己資本比率は73.8%と高水準を維持しています。剰余金の蓄積が進んでおり、財務基盤は非常に強固です。
ROAとROE
株式会社グローバルインフォメーションのROAは8.1%、ROEは10.9%となっています。これらの指標は高水準にあり、収益性と資本効率性が良好な状況にあると評価できます。今後も安定した収益基盤を維持しつつ、更なる成長を目指していくことが期待されます。
キャッシュフロー
株式会社グローバルインフォメーションのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローがプラスとなっていることから、業績が好調であることがうかがえます。一方で、投資活動や財務活動によるキャッシュフローの状況も併せて分析し、健全な財務体質の維持に努めています。
配当の支払額
株式会社グローバルインフォメーションは、1株当たり26.00円の期末配当を行う予定です。前期の1株当たり配当金22.50円から、増配となっています。この配当水準は、企業成長と株主還元のバランスが取れた良好な水準だと評価できます。
今後の展望
株式会社グローバルインフォメーションは、最新の市場動向や技術情報に関するレポート提供を通じて、幅広い顧客ニーズに対応していくことが期待されます。また、IoT関連製品の開発や展示会DXツールの販売など、新事業分野への取り組みも進めていく方針です。今後も企業価値の向上と株主還元のバランスを保ちつつ、持続的な成長を目指していくことが重要です。
編集部のまとめ
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポートを中心とした事業で高い収益性を維持しており、財務基盤も非常に強固です。足元では、経常利益が前年同期比で増加するなど、良好な業績を収めています。今後も最新の情報提供と新事業への取り組みを通じて、持続的な成長が期待されます。株主還元も適切に行われており、投資家にとっても魅力的な企業だと言えるでしょう。
株式会社グローバルインフォメーションの決算日や配当についてまとめました。
株式会社グローバルインフォメーションは、12月決算を行っており、今回発表した決算は2024年1月1日から2024年3月31日までの第1四半期の業績です。また、株主への利益還元として、1株当たり26.00円の期末配当を実施する予定です。このように、同社は安定した財務基盤と収益力を背景に、株主への適切な利益還元を行っていることがわかります。