株式会社テンダの最新の決算報告書が公開されました!売上高や利益の拡大など、同社の好調な業績が確認できましたね。今回の決算内容を分かりやすくお伝えいたします。
企業情報
企業名: 株式会社テンダ
証券コード: 41980
決算期: 2023年5月決算
株式会社テンダの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社テンダの決算日は5月31日です。年1回の定期決算を行っており、四半期ごとに決算情報を開示しています。
主な事業
株式会社テンダは、ITソリューション事業、ビジネスプロダクト事業、ゲームコンテンツ事業の3つの事業を展開しています。ITソリューション事業では企業のDX化支援、ビジネスプロダクト事業ではマニュアルソリューションの提供、ゲームコンテンツ事業ではオンラインゲームの運営などに取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
今期(2023年6月1日~2023年11月30日)の業績は売上高2,194百万円、営業利益242百万円、経常利益242百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益170百万円と、前年同期と比べ増収増益となりました。営業利益率は11.1%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
過去3年間の業績推移を見ると、売上高は増加傾向にあります。特に当第2四半期連結累計期間は前年同期比で10.1%増と好調な伸びを示しました。利益面では前年同期に比べ大幅な増益となっており、経常利益は47.2%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は97.1%増と大きく改善しています。
四半期連結貸借対照表について
2023年11月30日時点の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計は3,444百万円、負債合計は1,055百万円、純資産は2,389百万円となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が2,963百万円と前期末から239百万円増加しました。現金及び預金が172百万円増加したことが主な要因です。一方、固定資産は481百万円と16百万円減少しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が941百万円と191百万円増加しました。短期借入金の増加が主な要因です。固定負債は113百万円と68百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、2,389百万円と前期末から99百万円増加しました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益170百万円の計上により利益剰余金が増加したことが主な要因です。
ROAとROE
同社の収益性を示す指標であるROA(総資産利益率)は9.9%、ROE(自己資本利益率)は14.3%となっています。これらの指標は前年同期と比べて改善しており、収益力の向上が確認できます。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは209百万円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは32百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは6百万円の支出となっています。この結果、現金及び現金同等物は2,268百万円となり、前期末から172百万円増加しました。
配当の支払額
同社は株主の皆様への利益還元を重視しており、当期の配当金は1株当たり40円を予定しています。前期の年間配当金は55円でしたので、配当性向は52.8%となっています。
今後の展望
同社は、引き続きITソリューション事業やビジネスプロダクト事業、ゲームコンテンツ事業のさらなる強化に取り組んでいきます。特にITソリューション事業ではAIやクラウドなどの最新テクノロジーを活用したサービス提供に注力し、ゲームコンテンツ事業では自社IPの拡充を目指しています。これらの施策により、中長期的な成長と企業価値の向上が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社テンダの決算は、売上高、営業利益、経常利益、純利益のいずれも前年同期を大きく上回る好調な業績となりました。強みのあるITソリューション事業やゲームコンテンツ事業が順調に推移し、収益力の向上につながった模様です。今後も新しい技術の活用や自社IPの育成など、同社の成長戦略に注目していきたいと思います。
株式会社テンダの決算日や配当についてまとめました。
株式会社テンダの決算日は5月31日で、年1回の定期決算を行っています。また、同社は株主還元を重視しており、当期の1株当たりの配当金は40円を予定しています。今後も同社の業績や株主還元に注目していきましょう。