ワンダープラネット株式会社の決算報告をご紹介します!株を初めて買う方にもわかりやすくお伝えしていきますね。
企業情報
企業名: ワンダープラネット株式会社
証券コード: 41990
決算期: 第12期第3四半期決算
ワンダープラネット株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ワンダープラネット株式会社は2024年7月16日に第12期第3四半期の決算報告書を提出しました。決算期は9月1日から8月31日までの1年間となっています。
主な事業
ワンダープラネット株式会社は「楽しいね!を、世界中の日常へ。」をミッションに、家族や友人と楽しめるゲームアプリの開発・運営を行っています。代表作として「クラッシュフィーバー」や「ジャンプチヒーローズ」などが知られています。特にスマートフォンゲームアプリの国内外での運営に強みを持っています。
今期の業績と利益率は?
ワンダープラネット株式会社の当第3四半期累計期間の売上高は1,639,096千円と前年同期比で35.5%減となりました。営業利益は47,648千円と前年同期の営業損失から大幅に改善されました。経常利益は40,878千円、四半期純利益は3,430千円と黒字化しています。
売上・利益の推移
ワンダープラネット株式会社の売上高は前期から減少傾向にあります。前第3四半期累計期間の売上高は2,539,614千円でしたが、当第3四半期累計期間は1,639,096千円と約35.5%減少しました。一方、利益面では前年同期の営業損失から大幅に改善し、経常利益も40,878千円と黒字化しています。
四半期連結貸借対照表について
ワンダープラネット株式会社は連結子会社を持たない単独での決算報告となっています。
資産の部
当第3四半期会計期間末の資産合計は1,488,232千円となり、前事業年度末比で573,572千円減少しました。流動資産は1,175,261千円、固定資産は312,970千円となっています。
負債の部
当第3四半期会計期間末の負債合計は844,094千円となり、前事業年度末比で587,953千円減少しました。流動負債は716,006千円、固定負債は128,088千円となっています。
純資産の部
当第3四半期会計期間末の純資産合計は644,138千円となり、前事業年度末比で14,381千円増加しました。資本金は574,229千円、利益剰余金は△1,023,596千円となっています。
ROAとROE
ワンダープラネット株式会社のROAは前期の約30.2%から当第3四半期会計期間末では約42.7%と大幅に改善されました。一方、ROEは前期の約30.5%から当第3四半期会計期間末では約1.35%と低下しています。これは売上高の減少による利益水準の低下が影響しているものと考えられます。
キャッシュフロー
当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期キャッシュ・フロー計算書の記載がないため詳細は不明です。ただし、当第3四半期会計期間末の現金及び預金残高は830,904千円と前事業年度末から198,506千円減少しています。
配当の支払額
ワンダープラネット株式会社は当第3四半期累計期間、前事業年度ともに配当の実施はありませんでした。今後の業績動向を見据えながら、株主還元策を検討していくものと期待されます。
今後の展望
ワンダープラネット株式会社は新規タイトル3本の開発に注力しており、その中でも「パンドランド」の国内サービス開始が注目されます。今後の新作ゲームの投入や運営施策の効果により、売上高の回復と利益水準の向上が期待されます。
編集部のまとめ
ワンダープラネット株式会社の第12期第3四半期決算は、売上高は減少したものの、経常利益は黒字化を果たしました。資産面では流動性が高く、財務基盤も安定しており、新作ゲームの展開等により今後の業績回復が期待できそうです。株主還元策についても期待が高まるところです。引き続き同社の動向にも注目が集まりそうですね。
ワンダープラネット株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ワンダープラネット株式会社の決算日は8月31日で、第12期第3四半期決算を2024年7月16日に発表しました。また、同社は当期、前期ともに配当を実施していません。今後の業績動向を踏まえて、株主還元策の検討が期待されます。