住友ベークライト株式会社の第133期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

住友ベークライト株式会社の2023年度第3四半期決算報告が発表されました!同社は、半導体関連材料やプラスチック製品などを製造・販売する老舗企業です。今回の決算では、前年同期と比べ売上高が約0.6%減少したものの、事業利益は1.7%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は11.6%増加と好調な業績を示しています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 住友ベークライト株式会社
証券コード: 42030
決算期: 3月31日

住友ベークライト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

住友ベークライト株式会社の決算日は3月31日です。決算発表は4月上旬から5月上旬にかけて行われる年1回の決算発表となります。

主な事業

住友ベークライト株式会社は、半導体関連材料高機能プラスチッククオリティオブライフ関連製品の3つの事業セグメントを展開しています。半導体封止用樹脂、ビニル製品、メラミン化粧板などの製品を製造・販売しています。

今期の業績と利益率は?

2023年度第3四半期の業績は、売上高が2,154億54百万円と前年同期比0.6%減少したものの、事業利益は206億56百万円と1.7%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益は180億29百万円と11.6%増加しました。利益率は好調に推移しています。

売上・利益の推移

売上高は前年同期から微減となりましたが、事業利益と親会社の所有者に帰属する四半期利益は増加しています。半導体関連材料や高機能プラスチック分野で堅調に推移したことが背景にあります。今後も持続的な成長を目指して、事業ポートフォリオの強化に取り組む方針です。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表では、資産合計が4,072億55百万円と前連結会計年度末比287億98百万円増加しました。負債合計は1,266億7百万円で58億41百万円の増加、資本合計は2,806億48百万円と229億56百万円の増加となっています。

資産の部

資産合計の増加は、主に現金及び現金同等物有形固定資産の増加によるものです。企業活動を支える資金余力が確保されています。

負債の部

負債合計の増加は、コマーシャル・ペーパーの発行により短期借入金が増加したことが主な要因です。適切な資金調達が行われています。

純資産の部

純資産合計の増加は、四半期利益の計上為替変動による増加が主な要因です。財務体質は健全に維持されています。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は、ともに良好な水準を維持しています。2023年12月期第3四半期では、ROAが5.6%、ROEが8.1%と、前年同期から1ポイント以上の改善が見られました。収益性と資本効率性が向上しています。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは269億45百万円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは156億48百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは61億83百万円の支出となっています。全体としてキャッシュポジションは良好に推移しています。

配当の支払額

2023年度第3四半期では、中間配当として1株当たり70円の配当を実施しました。前年同期と比べ10円の増配となっています。株主還元の充実にも努めています。

今後の展望

住友ベークライト株式会社は、半導体市場や航空機市場の回復などによる需要拡大に期待しつつ、引き続き海外市場の開拓や新製品開発、生産性向上などに注力していきます。収益性の高い事業ポートフォリオの実現を目指しています。

編集部のまとめ

住友ベークライト株式会社の2023年度第3四半期決算は、売上高は微減ながら、事業利益や四半期利益が増加するなど、全体として好調な業績となりました。主力事業の競争力強化を進め、持続的な成長を目指す同社に期待が高まります。今後の動向にも注目していきたいと思います。

住友ベークライト株式会社の決算日や配当についてまとめました。

住友ベークライト株式会社の決算日は3月31日で、年1回の決算発表を行っています。第3四半期では1株当たり70円の中間配当を実施し、前年同期比10円の増配となりました。株主還元に意欲的な企業姿勢が窺えます。

タイトルとURLをコピーしました