群栄化学工業株式会社の第107期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

群栄化学工業株式会社の2023年12月期第3四半期決算が公開されました。売上高23,213百万円営業利益2,405百万円経常利益2,686百万円親会社株主に帰属する四半期純利益1,843百万円と、前年同期と比べて増収増益となりました。

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企業情報

企業名: 群栄化学工業株式会社
証券コード: 42290
決算期: 3月期

群栄化学工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

群栄化学工業株式会社の決算日は3月31日で、通期決算は6月に発表されます。また、四半期決算は2月、5月、11月に発表されます。

主な事業

群栄化学工業株式会社は、化学品事業と食品事業、不動産活用事業の3つの事業を展開しています。化学品事業では高機能樹脂やポリエステル繊維などの製造・販売を、食品事業ではサンドイッチ用パンの製造・販売を行っています。不動産活用事業では、保有する不動産の賃貸などを行っています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期累計の売上高は23,213百万円で、前年同期比3.2%の減収となりました。一方で、営業利益は2,405百万円と前年同期比67.3%の増益、経常利益は2,686百万円と66.3%の増益となりました。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2022年3月期が31,390百万円、2023年3月期第3四半期が23,213百万円となっています。利益面では、2022年3月期の経常利益が1,939百万円、2023年3月期第3四半期が2,686百万円と大幅な増加となっています。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日現在の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は58,735百万円となっています。前期末比4,134百万円の増加となっています。

資産の部

資産の部では、投資有価証券が12,579百万円と大きな割合を占めています。また、有形固定資産が19,686百万円と設備投資の結果、増加しています。

負債の部

負債の部では、買掛金が4,650百万円未払金が2,266百万円となっています。また、繰延税金負債が1,531百万円と増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が19,215百万円その他有価証券評価差額金が2,770百万円となっています。自己資本比率は80.0%と高水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前年同期の5.7%から8.7%に、ROEは前年同期の5.4%から8.5%に、それぞれ改善しています。これは、経常利益の増加により利益水準が改善したことが主な要因です。今後も収益力の向上が期待されます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが大きく貢献し、設備投資によるフリー・キャッシュ・フローも確保できていると考えられます。

配当の支払額

2023年6月23日開催の定時株主総会で、1株当たり45円の期末配当が決議されました。また、2023年10月31日開催の取締役会で、1株当たり45円の中間配当が決議されています。年間配当金は90円となります。

今後の展望

原材料価格高騰による収益圧迫が続くことが予想されますが、価格転嫁を進めることで収益力を維持していく方針です。また、環境関連事業や自動車関連事業の収益改善にも期待が持てるでしょう。今後も成長分野への経営資源の集中により、企業価値の向上を目指していくことが重要です。

編集部のまとめ

群栄化学工業株式会社の2023年12月期第3四半期の決算は増収増益となり、収益力の改善が見られました。原材料価格高騰への対応や成長分野への注力など、今後の取り組みにも期待が高まります。株主還元面でも安定した配当政策が続いており、投資家にとっても魅力的な銘柄だと評価できるでしょう。

群栄化学工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

群栄化学工業株式会社の決算日は3月31日で、通期決算は6月に発表されます。また、年間配当金は90円と安定した水準を維持しています。今後も業績の拡大と収益力の向上に期待がかかっている企業です。

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