サスメド株式会社の第9期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

サスメド株式会社の2024年3月期第3四半期決算が発表されました。医療分野のIT企業であるサスメド株式会社は、デジタル技術を活用した新しい医療サービスの提供に取り組んでいます。今期は研究開発投資を積極的に行っており、その成果が徐々に現れつつある内容となっています。今後の展開にも注目が集まっています。

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企業情報

企業名: サスメド株式会社
証券コード: 42630
決算期: 2024年6月期

サスメド株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

サスメド株式会社の決算日は6月30日です。第3四半期決算は毎年3月31日に行われています。

主な事業

サスメド株式会社は、「ICTの活用で”持続可能な医療”を目指す」というビジョンのもと、自社構築のデジタル医療プラットフォームを活用した治療用アプリ開発を行う「DTxプロダクト事業」と、汎用臨床試験システムや機械学習自動分析システムの提供及びDTx開発支援を行う「DTxプラットフォーム事業」の2つの事業を展開しています。医療の課題解決に向けてデジタル技術の活用に積極的に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間の業績は、事業収益が307,903千円、営業損失は227,157千円、四半期純損失が218,515千円となりました。研究開発投資を積極的に行っているため、一時的に利益率は低下している状況です。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比38%の減少、経常利益は前年同期の93,418千円の利益から219,377千円の損失に転落しています。積極的な研究開発投資により短期的には収益が圧迫されているものの、将来的な収益拡大が期待されます

四半期連結貸借対照表について

サスメド株式会社は四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表について説明します。

資産の部

当第3四半期会計期間末における流動資産は5,012,132千円で、前事業年度末に比べ73,327千円減少しています。一方、固定資産は33,658千円で、前事業年度末に比べ17,993千円増加しています。

負債の部

流動負債は314,024千円で、前事業年度末に比べ89,347千円増加しています。固定負債は5,650千円で、前事業年度末と変わりありません。

純資産の部

純資産合計は4,726,116千円で、前事業年度末に比べ144,681千円減少しています。これは主に四半期純損失の計上により利益剰余金が減少したことによるものです。

ROAとROE

ROA(総資本利益率)は前期の3.4%から現在はマイナスに転じています。また、ROE(自己資本利益率)も前期の3.7%から現在はマイナスとなっています。これは研究開発投資を積極的に行っているため一時的に利益が圧迫されている」ためです。今後の新製品の上市や事業の成長に伴い、収益性は改善していくことが期待されます。

キャッシュフロー

当社のキャッシュ・フローは継続してマイナスとなっています。これは、新製品の開発や医療分野でのデジタル化の取り組みに伴う積極的な投資によるものです。長期的な事業の成長につながる投資として位置付けられており、今後の事業拡大に期待がかかっています。

配当の支払額

サスメド株式会社は配当を行っていません。成長過程にあるため、内部留保の確保が優先されていると考えられます。今後の業績改善と株主還元策への期待が高まっています。

今後の展望

サスメド株式会社は、医療の課題解決に向けたデジタル技術の活用に注力しており、今後もDTxプロダクト事業とDTxプラットフォーム事業を中心に事業を展開していく方針です。不眠症治療用アプリや耳鳴り治療用アプリなどの開発が進展しており、保険適用や製品上市に向けた準備を進めています。今後の事業展開に大きな期待が寄せられています。

編集部のまとめ

サスメド株式会社は、医療分野におけるデジタル技術の活用に注力しており、治療用アプリの開発を中心とした事業展開を行っています。直近の業績は研究開発投資の影響で一時的に収益性が低下していますが、長期的な成長に向けた戦略的な投資と位置付けられています。今後の新製品の上市や事業の拡大に期待が集まっています。

サスメド株式会社の決算日や配当についてまとめました。

サスメド株式会社の決算日は6月30日、第3四半期決算は3月31日に行われています。また、現時点では配当は行っていませんが、今後の業績改善と株主還元策への期待が高まっています。当社は医療分野におけるデジタル技術の活用に取り組む成長企業として注目されています。

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