株式会社セキュアの第23期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社セキュアの2024年第1四半期決算は上々の内容となりました。売上高が22.5%増加し、営業利益、経常利益、純利益も大幅に増加しています。セキュリティ市場の成長に合わせ、製品ラインアップの拡充や子会社化など、攻めの経営を展開していることが好業績につながっているようです。今後も新たな技術の取り込みや、M&Aなどで事業領域を広げていく方針のため、さらなる成長が期待できそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社セキュア
証券コード: E36859
決算期: 12月

株式会社セキュアの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社セキュアは12月決算企業で、毎年5月に第1四半期決算を発表しています。今回の決算は2024年1月1日から3月31日までの第1四半期の業績です。

主な事業

株式会社セキュアは、セキュリティソリューション事業を手掛けている企業です。「SECURE AC」の入退室管理システムや「SECURE VS」の監視カメラシステムなど、オフィス、工場、商業施設などあらゆる企業に向けて、最新のAI技術を活用したセキュリティシステムを提供しています。特に、施工や保守サービスなどのアフターサービスにも強みを持っており、顧客からの高い支持を得ています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は、売上高が1,791,697千円と22.5%増加しました。利益面では、営業利益が252,201千円と65.8%増加、経常利益が248,934千円と65.5%増加、純利益が198,315千円と57.1%増加と、大幅な増益となっています。利益率も改善し、売上総利益率が43.0%と高水準を維持しています。自社製品の販売が好調に推移したことに加え、大型案件の獲得などが貢献したものと考えられます。

売上・利益の推移

過去1年間の売上高は1,462,610千円から1,791,697千円へと22.5%の増加を示しています。同様に、経常利益は150,431千円から248,934千円へ、純利益も126,270千円から198,315千円へと、大幅な増益となっています。セキュリティ需要の高まりを背景に、製品ラインアップの強化やM&Aなどが功を奏したと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社セキュアの2024年3月末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は4,139,363千円と前期末から大幅に増加しています。主な要因は、現金及び預金の増加や、のれんの増加によるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が677,857千円増加し、1,486,808千円となりました。また、のれんが290,033千円増加し、336,557千円となっています。これは株式会社ジェイ・ティー・エヌを完全子会社化したことによるものです。

負債の部

負債の部では、長期借入金が575,800千円増加し、1,050,559千円となりました。また、買掛金が190,716千円増加し、303,924千円となっています。事業拡大に伴う資金調達と仕入れの増加が主な要因です。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が198,315千円増加し、256,796千円となりました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。自己資本比率は29.6%と、一定の財務安全性を維持しています。

ROAとROE

株式会社セキュアのROA(総資産経常利益率)は6.0%、ROE(自己資本利益率)は16.2%となっています。前期と比べROAは上昇、ROEは横ばいとなっています。事業の収益性と資本効率性がともに高水準を維持しており、企業価値向上に貢献していると言えるでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが376,372千円の収入となっています。これは主に税金等調整前四半期純利益の計上によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは755,057千円の支出となっており、これはジェイ・ティー・エヌの株式取得による支出が大きな要因です。財務活動によるキャッシュ・フローは1,056,542千円の収入となっており、長期借入金の増加によるものです。全体として677,857千円の現金及び預金の増加となっています。

配当の支払額

株式会社セキュアは第1四半期では配当を行っていません。通期の業績次第で、期末配当を検討するものと思われます。過去の実績からは、安定配当の維持が期待できそうです。

今後の展望

株式会社セキュアは、今後もM&Aや業務提携の推進により事業領域の拡大を目指します。特に、施工体制の強化や新たな顧客層の開拓など、企業成長の加速につなげていく考えです。また、AIを活用した製品開発の強化にも注力し、テクノロジー領域での競争力強化を図っていきます。これらの取り組みにより、さらなる業績拡大が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社セキュアの2024年第1四半期決算は、売上高、利益ともに大幅に増加しており、好調な業績を示しています。セキュリティ需要の高まりを背景に、製品力の強化やM&Aなどによる事業基盤の拡大が功を奏したと言えるでしょう。今後も新技術の活用やM&Aなどを通じて、さらなる成長が期待できる企業といえます。

株式会社セキュアの決算日や配当についてまとめました。

株式会社セキュアは12月決算企業で、毎年5月に第1四半期決算を発表しています。今回の決算は2024年1月1日から3月31日までの第1四半期の業績です。配当については、第1四半期では行っておらず、通期の業績次第で期末配当を検討するものと思われます。過去の実績から見て、同社は安定配当の維持が期待できる企業だと言えます。

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