この度株式会社ジャストプランニングの決算報告書が公開されました。外食産業向けのASPサービスや業務システムソリューションなどを提供している同社は、堅調な業績を維持しています。この決算報告書から同社の状況をご紹介させていただきます。
企業情報
企業名: 株式会社ジャストプランニング
証券コード: 42870
決算期: 2024年1月期
株式会社ジャストプランニングの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ジャストプランニングは1月31日を決算日としており、年1回の決算報告を行っています。今回の報告は2024年2月1日から4月30日までの第1四半期の業績についてです。
主な事業
株式会社ジャストプランニングは、外食産業向けのASPサービス「まかせてネット」や、POS、勤怠管理などの業務システムを開発・提供しています。物流ソリューションやテイクアウト向けアプリの提供なども手がけており、外食産業のデジタル化に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、売上高が510,435千円、営業利益が115,252千円、経常利益が116,105千円と堅調に推移しました。営業利益率は22.6%、経常利益率は22.8%と高い水準を維持しており、同社の収益力の高さが伺えます。
売上・利益の推移
直近5期の売上高は354,548千円から510,435千円へと順調に増加しています。利益面でも経常利益は121,682千円から116,105千円とほぼ横ばいで推移しており、業績が堅調であることがわかります。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は3,845,153千円となっています。負債は308,553千円と低水準で、自己資本比率は92.0%と非常に健全な財務状況を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が2,952,812千円と手元流動性が高い状態となっています。一方で、有形固定資産は293,147千円と安定的な資産も保有しています。
負債の部
負債の部では、買掛金が105,665千円、未払法人税等が38,360千円となっています。借入金などの有利子負債はなく、安定した財務基盤を維持しています。
純資産の部
純資産は3,536,599千円を計上しており、自己資本比率は92.0%と非常に高い水準を維持しています。積極的な投資と内部留保の蓄積により、強固な財務基盤を築いていると言えるでしょう。
ROAとROE
ROAは2.1%、ROEは2.3%となっています。これらの指標は過去5期でほぼ横ばいに推移しており、安定した収益性を維持しています。高い自己資本比率を背景に、収益力が高いことがうかがえます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは92,404千円の現金流入となっています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは△15,477千円の現金流出となっています。財務活動によるキャッシュ・フローは△78,847千円の現金流出となっています。
配当の支払額
当第1四半期では1株当たり8.0円の配当を行っています。株主還元も積極的に行っており、株主の皆様への利益還元にも尽力していることがわかります。
今後の展望
外食産業のデジタル化需要は今後も高まると見られ、同社の主力事業であるASPサービス「まかせてネット」やテイクアウト向けアプリ「iToGo」などの成長が期待されます。また、堅実な経営と健全な財務基盤を背景に、今後も安定した業績を維持していくことが期待できます。
編集部のまとめ
今回の株式会社ジャストプランニングの決算報告から、同社が外食産業向けのASPサービスや業務システムソリューションを中心に、安定的な収益基盤を構築していることがわかりました。高い収益性と健全な財務基盤を背景に、今後も着実な成長が期待できる企業だと評価できるでしょう。
株式会社ジャストプランニングの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ジャストプランニングは1月31日を決算日としており、年1回の決算報告を行っています。当第1四半期では1株当たり8.0円の配当を実施しており、株主への利益還元にも力を入れています。同社は外食産業のデジタル化を支える存在として、今後も注目の企業だと言えるでしょう。