株式会社ハイマックスの第48期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社ハイマックスの2023年12月期第3四半期決算が発表されました。同社は情報サービス業界でデジタルトランスフォーメーション(DX)やシステム開発などのサービスを提供する企業です。売上高は13,004百万円と前年同期比0.2%減少しましたが、営業利益は1,197百万円経常利益は1,202百万円と堅調に推移しました。顧客との取引領域拡大やDX案件の獲得に尽力しながら、生産性向上や売価改善にも取り組んだ結果です。

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企業情報

企業名: 株式会社ハイマックス
証券コード: 42990
決算期: 2023年3月期

株式会社ハイマックスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ハイマックスの決算月は3月で、第3四半期決算書は2023年2月7日に公表されています。

主な事業

株式会社ハイマックスは金融系を中心に、官公庁、流通、製造などの分野でITシステムの構築やコンサルティング、運用・保守サービスなどのITソリューションを提供しています。システム・ソリューションサービスとシステム・メンテナンスサービスの2つの事業セグメントで構成されています

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の連結業績は、売上高13,004百万円、営業利益1,197百万円、経常利益1,202百万円となりました。前年同期比では売上高が微減しましたが、利益面では営業利益が11.7%減、経常利益が12.0%減と堅調に推移しています。営業利益率は9.2%となり、収益性の高さが窺えます。

売上・利益の推移

最近3年間の売上高と利益の推移をみると、売上高は17,331百万円(2022年3月期)、13,004百万円(2023年12月期第3四半期)と減少傾向にあるものの、経常利益は1,844百万円(2022年3月期)、1,202百万円(2023年12月期第3四半期)と高水準を維持しています。売上は一時的な変動がありつつも、収益性の高い事業構造が継続していることがわかります。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期の連結貸借対照表をみると、資産合計は12,856百万円となっています。前期末比19百万円の減少ですが、依然として高水準を維持しています。

資産の部

流動資産は11,019百万円で、現金及び預金が8,494百万円、売掛金が2,348百万円となっています。固定資産は1,837百万円で、投資その他の資産が1,740百万円を占めています。

負債の部

負債合計は2,306百万円で、前期末比257百万円減少しました。主な内訳は、買掛金682百万円、未払法人税等145百万円などです。

純資産の部

純資産合計は10,550百万円で、前期末比237百万円増加しています。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益821百万円の計上や、配当金の支払いなどによるものです。

ROAとROE

同社の2023年12月期第3四半期時点のROA(総資産経常利益率)は9.4%ROE(自己資本当期純利益率)は7.8%となっています。前年同期と比較して、ROAは0.5ポイント低下、ROEは7.1ポイント低下しているものの、依然として高い水準を維持しています。これは利益率の高い事業構造によるものと考えられます。

キャッシュフロー

第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,033百万円のプラスとなっています。投資活動によるキャッシュ・フローは26百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは532百万円のマイナスとなっており、現金及び現金同等物の期末残高は8,494百万円を確保しています。内部留保の蓄積が進んでおり、今後の事業展開に備えられる財務体質が築けているといえます。

配当の支払額

株式会社ハイマックスは、株主還元策としての配当に力を入れています。2023年12月期の中間配当は1株当たり21.50円、期末配当は21.00円の合計42.50円の配当を予定しています。配当性向は60.3%となっており、安定した株主還元が行われています。

今後の展望

株式会社ハイマックスは、デジタルトランスフォーメーション(DX)への需要の高まりを捉え、顧客との取引領域拡大やDX案件の獲得に注力していく方針です。また、プロジェクトマネジメント力の向上や生産性の向上にも取り組み、収益性の維持・向上を目指していきます。中期的には、売上高184億円、経常利益22億円を目標としています。

編集部のまとめ

株式会社ハイマックスは、安定した収益性と高い財務体質を維持しながら、DX需要を取り込むべく事業領域の拡大に取り組んでいる企業です。一時的な売上高の減少はあるものの、高収益体質が続いており、今後の成長が期待できる企業といえます。配当水準も高く、株主還元にも力を入れていることから、長期投資家にとっても魅力的な銘柄といえるでしょう。

株式会社ハイマックスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ハイマックスの決算は3月期で、第3四半期決算は2023年2月7日に発表されました。配当については、2023年12月期の中間配当が1株当たり21.50円、期末配当が21.00円の合計42.50円を予定しており、配当性向は60.3%となっています。株主還元に積極的な企業といえます。

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