日本システム技術株式会社の第52期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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日本システム技術株式会社の最新決算が発表されました。同社は情報サービス業界を中心に事業を展開している企業で、今回の四半期決算では前年同期比10%以上の増収を達成し、業績は順調に推移しているようです。

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企業情報

企業名: 日本システム技術株式会社
証券コード: 43230
決算期: 2024年3月期 第3四半期

日本システム技術株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

日本システム技術株式会社の決算日は3月31日で、毎年4月に第1四半期、7月に第2四半期、10月に第3四半期、そして翌年の5月に本決算を発表しています。

主な事業

日本システム技術株式会社は、DX&SI事業パッケージ事業医療ビッグデータ事業グローバル事業の4つの事業セグメントを展開しています。システムインテグレーションやパッケージソフトウェアの開発・販売、医療データの分析サービス等、幅広い事業領域に強みを発揮している企業です。

今期の業績と利益率は?

当四半期の売上高は185億27百万円と、前年同期比で11.4%の増収となりました。セグメント別では、主力のDX&SI事業が6.8%増、パッケージ事業が7.2%増、医療ビッグデータ事業が31.4%増、グローバル事業が28.9%増とそれぞれ堅調に推移しています。利益面では、営業利益が16億14百万円、経常利益が16億48百万円となり、いずれも前年同期比で増益を確保しています。

売上・利益の推移

日本システム技術株式会社は過去3年間、着実に売上高と利益を伸ばしてきました。特に2023年3月期には売上高が235億19百万円、経常利益が24億50百万円と、過去最高の業績を記録しています。今期も順調な業績推移が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

当四半期末の総資産は176億39百万円と、前期末から2億25百万円増加しています。流動資産は主に売掛金が減少したものの、固定資産が有形・無形固定資産の増加などにより増加したことが要因です。一方、負債は前期末から5億66百万円減少し、純資産は同7億91百万円増加して116億7百万円となり、自己資本比率は65.5%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

流動資産は140億68百万円となり、前期末比1億18百万円減少しましたが、固定資産は35億70百万円と3億43百万円増加しています。これは主に有形固定資産の増加によるものです。

負債の部

流動負債は40億87百万円と6億16百万円減少し、固定負債は19億44百万円と50百万円増加しています。流動負債の減少は賞与引当金の減少が主な要因です。

純資産の部

純資産は116億7百万円と7億91百万円増加しました。利益剰余金の増加などが主な要因です。自己資本比率は65.5%と安定した財務体質を維持しています。

ROAとROE

日本システム技術株式会社のROA(総資産利益率)は前期9.6%から現在10.1%に改善しており、ROE(自己資本利益率)も前期16.4%から現在14.9%となっています。これは主力事業の売上・利益が好調に推移したことで、資産効率と資本効率が高まってきていることを示しています。今後も事業基盤の強化とコスト管理の徹底によって、これらの指標の更なる向上が期待できそうです。

キャッシュフロー

当四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが12億86百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが5億52百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが4億14百万円の支出となりました。前年同期比で営業キャッシュ・フローが大幅に改善し、手元流動性も健全な水準を維持しています。

配当の支払額

日本システム技術株式会社は2023年6月に1株当たり32円の期末配当を実施しました。前年同期の40円から減額となっていますが、これは株式分割の影響を調整したものです。同社は株主還元の強化にも注力しており、今後も安定的な配当政策を継続していくことが期待されます。

今後の展望

日本システム技術株式会社は、持続的な成長に向けて各事業の強化に取り組んでいます。特にDX&SI事業やグローバル事業においては、大型案件の獲得と収益性の向上を目指しています。また、パッケージ事業やメディカルデータ関連サービスなど、高収益が期待できる事業領域にも注力していく方針です。引き続き、事業ポートフォリオの最適化と経営基盤の強化に尽力し、業績拡大と企業価値の向上を実現していくと期待できます。

編集部のまとめ

日本システム技術株式会社は、DX化の加速やグローバル事業の拡大などにより、業績が順調に推移しているようです。特に、DX&SI事業やパッケージ、医療ビッグデータ事業が好調で、収益性の向上も図られています。手元流動性も安定しており、事業基盤の強化と収益力の向上が期待できる企業だと言えるでしょう。今後の更なる成長に注目していきたいと思います。

日本システム技術株式会社の決算日や配当についてまとめました。

日本システム技術株式会社の決算日は3月31日で、毎年4月、7月、10月、そして翌年の5月に四半期決算と本決算を発表しています。また、安定配当に注力しており、2023年6月には1株当たり32円の期末配当を実施しました。今後も株主還元の強化を続けていくことが期待されます。

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