株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの第26期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

ホテル・旅行
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの最新の四半期決算報告書が公開されました。婚礼事業や旅行事業などを手がけるこの企業は、前年同期に比べ減収減益となりましたが、第3四半期連結会計期間では増収増益に転じています。企業の業績の推移や今後の展望について、分かりやすくお伝えしていきます。

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企業情報

企業名: 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
証券コード: 43310
決算期: 3月期

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われています。本報告書は2023年12月31日までの第3四半期決算となります。

主な事業

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、国内でウェディング事業、ホテル事業、旅行事業など、様々なサービスを提供しています。ウェディング事業では直営店の運営や付随サービスを中心に展開しており、ホテル事業ではTRUNK(HOTEL)などの高級ホテルを運営しています。その他、ハネムーン旅行などの旅行サービスも手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が352億73百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益が39億78百万円(同23.6%減)、経常利益が36億13百万円(同26.0%減)と減収減益となりました。しかし、第3四半期連結会計期間のみでは、売上高、営業利益、経常利益がいずれも前年同期を上回っています。

売上・利益の推移

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの過去3年間の売上高は、455億円、357億円、352億円と減少傾向にあります。一方で、経常利益は32億円、49億円、36億円と変動がみられます。この背景として、新型コロナウイルス感染症の影響によるウェディング需要の低迷などが考えられます。

四半期連結貸借対照表について

当社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が533億97百万円、負債合計が360億76百万円、純資産合計が173億20百万円となっています。前連結会計年度末と比較すると、総資産は減少しましたが、自己資本比率は32.4%と健全な水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が95億57百万円、有形固定資産が281億82百万円、投資その他の資産が106億12百万円となっています。前期末と比べると、現金及び預金が減少しましたが、有形固定資産が増加しています。

負債の部

負債の部では、短期借入金が10億5百万円、長期借入金が179億1百万円、契約負債が17億71百万円となっています。全体として、借入金が減少し、負債総額が前期末より減少しています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が100百万円、資本剰余金が130億84百万円、利益剰余金が41億64百万円となっています。自己資本比率は32.4%と、前期末の28.5%から改善しています。

ROAとROE

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズのROA(総資産経常利益率)は6.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は12.4%となっています。前期に比べてROAは若干低下しましたが、ROEは改善しています。これは、経常利益の減少はあったものの、自己資本の増加により生産性が向上したことが要因と考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは30億円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは44億円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは19億円の支出となっています。全体としては現金及び預金が減少したものの、業績は堅調に推移しているといえます。

配当の支払額

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、2023年6月9日と12月6日の年2回、優先株式に対して年間配当金132百万円を支払っています。通常株主への配当は年2回、1株当たり10円・20円を支払う予定です。今後も安定的な配当を継続していく方針のようです。

今後の展望

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、ウェディング需要の回復とインバウンド需要の拡大に期待しています。ホテル事業では、2023年9月に新たな拠点を開業するなど、グループ全体の収益力強化に取り組んでいます。また、広告宣伝費の増加などによる新規顧客の開拓にも注力しており、今後の業績改善が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、ウェディング事業を中心に、ホテルや旅行など多角的な事業展開を行っている企業です。新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に業績が悪化しましたが、最近では持ち直しの兆しが見られ、特に第3四半期では増収増益に転じています。今後はインバウンド需要の取り込みやオンライン事業の強化などにより、更なる業績改善が期待されます。株主還元についても、安定的な配当を継続する方針のようです。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズの決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われています。配当については、優先株式に対して年間132百万円を支払っており、通常株式では年2回、1株当たり10円・20円を支払う予定です。今後も安定的な配当を継続していく方針のようです。

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