株式会社山田債権回収管理総合事務所の第44期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、株式会社山田債権回収管理総合事務所の第1四半期決算報告書が発表されました。債権回収サービスを提供する同社の業績に注目が集まっています。既存の購入済債権からの回収が順調に進み、前年同期を上回る業績を収めたようです。今後も不動産・債権に関するワンストップサービスを強みに、さらなる成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社山田債権回収管理総合事務所
証券コード: 43510
決算期: 2024年12月期

株式会社山田債権回収管理総合事務所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社山田債権回収管理総合事務所の決算日は12月31日です。決算短信は2024年5月10日に発表されています。

主な事業

株式会社山田債権回収管理総合事務所は、サービサー事業派遣事業不動産ソリューション事業の3つを主軸に事業を展開しています。債権の回収や管理、人材派遣、不動産に関するコンサルティングなど、不動産・債権のワンストップサービスを提供しています。同社の強みは、これらの事業を有機的に連携させ、相乗効果を生み出すことができる点にあります。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の連結業績は、売上高549百万円営業損失30百万円経常損失12百万円親会社株主に帰属する四半期純損失25百万円となりました。前年同期と比較して、売上高は3.5%増となりました。一方で、営業利益、経常利益、四半期純利益はいずれも赤字となっています。これは、当期売却予定の自己競落物件に関する費用が先行して発生したことが主な要因とのことです。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は堅調に推移しています。一方で、利益面では2023年12月期に大きな増益となったものの、当第1四半期は一時的な費用の発生により減益となりました。ただし、これらの費用は一過性のものであり、引き続き安定的な収益基盤を築いていくことが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計7,451百万円負債合計4,221百万円純資産合計3,229百万円となっています。前期末と比較して、資産は403百万円増加し、負債は442百万円増加しました。一方で、純資産は38百万円減少しています。

資産の部

資産の部では、流動資産6,818百万円、固定資産632百万円となっています。流動資産の主な内訳は、買取債権5,145百万円販売用不動産1,604百万円となっています。固定資産の主な内訳は、投資有価証券329百万円などです。

負債の部

負債の部では、流動負債3,156百万円、固定負債1,065百万円となっています。流動負債の主な内訳は、短期借入金2,600百万円1年内返済予定の長期借入金200百万円などです。固定負債の主な内訳は、長期借入金50百万円などとなっています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本3,078百万円、その他の包括利益累計額151百万円となっています。株主資本の主な内訳は、資本金1,084百万円利益剰余金1,190百万円などです。

ROAとROE

同社のROAは直近の2023年12月期に2.4%と改善傾向にあります。一方で、ROEは2023年12月期に3.9%と低水準にとどまっています。これは、利益率の低さや自己資本の大きさなどの要因によるものと考えられます。今後は、収益性の向上とともに、資本効率の改善にも注力していく必要があるでしょう。

キャッシュフロー

キャッシュ・フローの状況としては、営業活動によるキャッシュ・フローは△180百万円、投資活動によるキャッシュ・フローは△97百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは302百万円となっています。営業活動のキャッシュ・フローがマイナスとなっているのは、借入金の返済などによるものです。今後、収益力の強化に加え、キャッシュ・フローの改善にも注力していく必要があります。

配当の支払額

同社の配当方針は、連結配当性向30%程度を目標としています。当期の1株当たり配当金は10円を予定しており、総額では42百万円の配当を実施する予定です。株主還元の強化にも取り組んでいるようです。

今後の展望

今後の同社の展望としては、サービサー事業、派遣事業、不動産ソリューション事業の3つの柱を強化していくことが挙げられます。特に、不動産関連事業の強化に注力し、不動産に関するワンストップサービスの提供を通じて、さらなる収益力の向上を目指していくとのことです。加えて、M&Aなどによる事業基盤の拡大にも期待が寄せられています。

編集部のまとめ

株式会社山田債権回収管理総合事務所は、債権回収サービスを中心に、不動産やヒトに関するソリューションを提供する総合サービス企業です。当期の第1四半期は、一時的な費用の発生により減益となりましたが、引き続き安定的な収益基盤を築いています。今後は、M&Aなどを活用しながら事業基盤の拡大を目指し、持続的な成長につなげていくことが期待されます。

株式会社山田債権回収管理総合事務所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社山田債権回収管理総合事務所の決算日は12月31日で、決算短信は2024年5月10日に発表されています。また、同社の配当方針は連結配当性向30%程度を目標としており、当期の1株当たり配当金は10円を予定しています。株主還元にも意欲的に取り組んでいるようです。

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