川口化学工業株式会社の第123期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

川口化学工業株式会社の決算報告書を分析してみました。この企業は工業化学薬品を主力事業として営んでいる上場企業で、今期の業績は前年同期を上回る好調な結果となりました。売上高、営業利益、経常利益、純利益が全てプラスを記録し、特に純利益は過去最高となる192.8百万円と大幅な伸びを見せています。

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企業情報

企業名: 川口化学工業株式会社
証券コード: E01006
決算期: 11月期

川口化学工業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

川口化学工業株式会社の決算日は11月30日で、第2四半期決算(2023年12月1日~2024年5月31日)の決算報告書が開示されました。年1回の本決算と、第2四半期と第4四半期に四半期決算を行っています。

主な事業

川口化学工業株式会社の主な事業は工業用化学薬品の製造・販売です。ゴム薬品、樹脂薬品、中間体、その他の薬品を中心に、幅広い事業領域で事業を展開しています。自動車、電子材料、染料など様々な産業分野にプロダクツを提供している化学メーカーです。

今期の業績と利益率は?

川口化学工業株式会社の第2四半期の業績は好調で、売上高は4,248百万円(前年同期比1.0%増)、営業利益は202百万円(同29.5%増)、経常利益は211百万円(同35.6%増)、純利益は192百万円(同59.7%増)と大幅な増益となりました。特に純利益の伸びが顕著で、全体として良好な決算となりました。

売上・利益の推移

川口化学工業株式会社の売上高は、第122期(2022年12月期)2,206百万円から第123期第2四半期(2023年12月期)は4,248百万円と大幅な増加となっています。営業利益は156百万円から202百万円へ29.5%増、経常利益は156百万円から211百万円へ35.6%増と、利益面でも好調に推移しています。

四半期連結貸借対照表について

川口化学工業株式会社の資産は、8,041百万円と前期末に比べ2.9%減少しています。主な要因は現金及び預金の減少と受取債権の減少です。一方、負債は5,292百万円と前期末比6.5%減少しており、支払債務の減少などが主因です。純資産は2,749百万円となり、前期末から4.2%の増加となりました。

資産の部

資産は前期末比2.9%減の8,041百万円となりました。現金及び預金が996百万円から946百万円へ減少したほか、受取手形及び売掛金も3,080百万円から2,705百万円へ減少しています。一方で、棚卸資産が1,875百万円から2,126百万円へ増加しています。

負債の部

負債は前期末比6.5%減の5,292百万円となりました。支払手形及び買掛金が1,446百万円から1,324百万円へ減少したほか、未払消費税等が107百万円から4百万円へ大幅に減少しました。また、長期借入金も増加しています。

純資産の部

純資産は前期末比4.2%増の2,749百万円となりました。利益剰余金が1,881百万円から2,013百万円へ増加したことが主な要因です。自己資本比率も前期末の31.6%から34.2%へ上昇しました。

ROAとROE

川口化学工業株式会社のROA(総資産経常利益率)は第122期2.0%から第123期第2四半期2.6%へ上昇しています。また、ROE(自己資本当期純利益率)も同様に第122期4.9%から第123期第2四半期6.9%と大幅に改善しています。利益率の上昇が資本効率の改善につながっているといえます。

キャッシュフロー

川口化学工業株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュフローが89百万円の収入となりました。販売債権の回収が進んだ一方で、棚卸資産が増加したことなどが影響しています。投資活動によるキャッシュフローは96百万円の支出で、設備投資が主な要因です。財務活動によるキャッシュフローは100百万円の支出で、配当金の支払いなどがあったようです。

配当の支払額

川口化学工業株式会社の配当金は、1株当たり50円が支払われており、配当総額は60百万円となっています。前期からの配当額は変わっていません。

今後の展望

川口化学工業株式会社は中期経営計画「ACCEL2026」の初年度を好調にスタートさせました。自動車関連や電子材料など得意分野の需要回復が業績を後押ししています。また、生産能力の増強や研究開発の強化など、持続的な企業価値向上に向けた取り組みも進めています。今後の更なる成長に期待が高まる決算内容といえます。

編集部のまとめ

川口化学工業株式会社の第2四半期決算は大変好調な内容でした。売上高、利益ともに前年同期を上回る結果となり、特に純利益は過去最高を更新しました。資産効率の改善などにも見られるように、中期経営計画の初年度をしっかりスタートさせられたことが窺えます。今後の成長に期待したい企業です。

川口化学工業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

川口化学工業株式会社の決算日は11月30日で、第2四半期と第4四半期に四半期決算を行っています。配当金は1株当たり50円で、前期と変わらない水準を維持しています。業績は順調に推移しており、今後の成長に期待が高まる企業といえます。

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