株式会社くふうカンパニーの第3期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社くふうカンパニーの2023年10月1日から2024年3月31日までの第2四半期決算が発表されました。売上高は6,891百万円と前年同期比25.5%減と落ち込みましたが、経営効率化に取り組み、営業損失は164百万円に抑えられました。企業価値向上と事業の成長に向けて、グループ内の組織再編を推進するなど、今後の展開に期待がかかります。

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企業情報

企業名: 株式会社くふうカンパニー
証券コード: 43760
決算期: 9月30日

株式会社くふうカンパニーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社くふうカンパニーの決算期は9月30日で、第2四半期決算は2024年5月15日に発表されました。

主な事業

株式会社くふうカンパニーは、「毎日の暮らし」と「ライフイベント」の領域において、生活者であるユーザーにとっての利便性や豊かさを最優先に考え、情報格差の解消や利便性の高いサービスづくりに取り組んでいます。主な事業には、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」、オンライン家計簿サービス「Zaim」、各種コンサルティング事業、住宅・不動産専門メディア、ウエディング総合情報メディアなどがあります。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の経営成績については、売上高が6,891百万円と前年同期比25.5%減となりましたが、営業損失は164百万円に抑えられました。全体としては厳しい業績となりましたが、各事業での効率化に取り組んだことで、利益率の改善につながっています。

売上・利益の推移

前年同期と比較して、売上高が25.5%減となり、営業利益も大きく減少しました。これは、主力のライフイベント事業において、住宅施工数の伸び悩みや納期遅延などの影響があったためです。一方で、毎日の暮らし事業においては、SaaSツールの堅調な販売などにより収益力を維持することができました。今後は、事業ポートフォリオの最適化を進め、売上の回復と利益率の改善に取り組んでいく方針です。

四半期連結貸借対照表について

当第2四半期連結会計期間末における総資産は18,494百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,479百万円減少しました。一方、負債は8,249百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,127百万円減少しています。純資産は10,245百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,351百万円減少しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,651百万円減少した一方で、のれんが254百万円、その他流動資産が553百万円増加しています。これは主に、連結子会社の株式取得や譲渡に伴う変動によるものです。

負債の部

負債の部では、未払法人税等が307百万円、1年内返済予定の長期借入金が257百万円、長期借入金が433百万円減少しています。これは、借入金の返済が進んでいることに加え、事業の効率化により運転資金が減少したことによるものです。

純資産の部

純資産の部では、資本剰余金が985百万円増加した一方で、自己株式が710百万円、利益剰余金が401百万円、非支配株主持分が1,242百万円減少しています。これは主に、第三者割当増資やM&A、自己株式の取得などによるものです。

ROAとROE

当第2四半期のROA(総資産利益率)は-2.2%ROE(自己資本利益率)は-3.9%となりました。前年同期と比較してROAは大幅に悪化し、ROEも大きく低下しています。これは主に、経常損失の計上や、資産効率の悪化などが影響しています。今後は、事業の効率化と収益力の向上に取り組み、ROA、ROEの改善を目指していきます。

キャッシュフロー

当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナス1,094百万円、投資活動によるキャッシュ・フローがマイナス558百万円、財務活動によるキャッシュ・フローがマイナス1,994百万円となりました。これは主に、損失の計上、固定資産への投資、自己株式の取得などによるものです。現金及び現金同等物の残高は5,724百万円となり、前連結会計年度末から3,644百万円減少しています。

配当の支払額

当第2四半期連結累計期間における配当の支払額はありませんでした。当社は成長投資と財務健全性の維持を優先しており、直近では配当を行っていません。今後の業績回復と投資計画を踏まえ、適切な株主還元策を検討していく方針です。

今後の展望

当社グループは、経営理念である「「くふう」で暮らしにひらめきを」の実現に向けて、各事業の成長に取り組んでいきます。ライフイベント事業では、住宅・不動産領域と結婚領域における事業の強化、投資・インキュベーション事業では、M&Aや新規事業の開発による企業価値の向上を目指しています。また、持株会社である当社のもとで、グループシナジーの創出や経営資源の最適配分を進め、収益力と成長力の向上を図っていきます。

編集部のまとめ

株式会社くふうカンパニーの2023年10月1日から2024年3月31日までの第2四半期決算は、売上高の減少や損失計上など、厳しい結果となりました。一方で、各事業の効率化や組織再編などにより、利益率の改善や財務基盤の強化にも取り組んでいます。今後は、成長分野への経営資源の集中や、M&Aなどによる事業ポートフォリオの最適化を進め、収益力と企業価値の向上を目指していく方針です。株主還元についても、業績の回復と投資計画を踏まえ、検討していくとしています。

株式会社くふうカンパニーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社くふうカンパニーの決算期は9月30日で、第2四半期決算は2024年5月15日に発表されました。当第2四半期の業績は厳しい結果となりましたが、各事業での効率化に取り組み、利益率の改善につなげています。また、株主還元については、今後の業績回復と投資計画を踏まえて検討していく方針です。

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