株式会社メルカリの第12期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社メルカリは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」をグループミッションに掲げ、フリマアプリ「メルカリ」や決済サービス「メルペイ」などのサービスを展開しています。
この度、同社の2024年3月期第3四半期の決算報告書を分析したので、主な内容をわかりやすくご紹介します。

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企業情報

企業名: 株式会社メルカリ
証券コード: E34064
決算期: 2024年6月期

株式会社メルカリの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社メルカリの決算日は6月30日で、決算の発表時期は毎年8月頃になります。
同社は2024年3月期の第3四半期(2023年7月1日~2024年3月31日)の決算報告をしました。

主な事業

株式会社メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」の国内事業や、米国でのフリマアプリ「Mercari」の運営、さらに決済サービス「メルペイ」などを展開しています。
スマートフォンを通じて、個人間の不用品売買を仲介するマーケットプレイス事業と、決済サービスを併せた事業を手掛けています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第3四半期の業績は、売上収益が1,408億円と前年同期比で10.4%増加しました。
また、営業利益は128億円と26.2%の増加となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は87億円と大幅な増益となりました。

売上・利益の推移

過去3年間の売上収益を見ると、2022年6月期が1,719億円、2023年6月期が1,719億円、2024年3月期第3四半期が1,408億円と堅調に推移しています。
一方で、利益面では、2022年6月期の税引前利益が163億円、2023年6月期が163億円、2024年3月期第3四半期が130億円と伸び悩みがみられます。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月31日現在の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が4,848億円となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が1,857億円営業債権及びその他の債権が1,853億円などが主な内訳となっています。

負債の部

負債の部では、社債及び借入金が1,517億円預り金が2,015億円などが主な内訳となっています。

純資産の部

純資産の部では、親会社の所有者に帰属する持分が669億円となっています。

ROAとROE

株式会社メルカリのROA(総資産経常利益率)は、2023年6月期が3.9%、2024年3月期第3四半期が2.7%となっています。
また、ROE(自己資本利益率)は、2023年6月期が23.7%、2024年3月期第3四半期が13.0%となっています。ROAやROEは前年度と比較して低下傾向にありますが、依然として高水準を維持しています。

キャッシュフロー

2024年3月期第3四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローはマイナス380億円となっています。一方で、財務活動によるキャッシュ・フローは217億円の増加となっています。
これは、主に定額払い債権の流動化を実施したことによるものです。

配当の支払額

株式会社メルカリは、現在のところ配当を行っていません。
今後の事業拡大投資などに資金を充当し、株主還元については今後の状況を見ながら検討していく方針です。

今後の展望

株式会社メルカリは、「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」というグループミッションの達成に向けて、既存事業の成長加速と新規事業の創出に取り組んでいます。
特に、フリマアプリ「メルカリ」の国内事業や、決済サービス「メルペイ」の強化、さらには新規事業の「メルカリ ハロ」の展開などに注力しています。

編集部のまとめ

株式会社メルカリは、フリマアプリ「メルカリ」や決済サービス「メルペイ」の国内事業、さらには米国での「Mercari」の展開など、幅広い事業を手掛けています。
今回の2024年3月期第3四半期の決算では、売上収益が前年同期比10%以上増加し、営業利益と当期純利益も大幅な増益となりました。
今後も、既存事業の強化と新規事業の創出に注力し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社メルカリの決算日や配当についてまとめました。

株式会社メルカリは6月30日を決算日としています。決算発表は毎年8月頃に行われます。
配当については、現在のところ行っていませんが、今後の事業展開や株主還元について検討していく方針のようです。

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