ロジザード株式会社の決算情報をご紹介します。ロジザード株式会社は在庫管理システムの開発・提供を行う企業で、前期の業績が好調でしたが、今期もさらなる成長を遂げています。売上高990,250千円、経常利益172,338千円と、前期の実績を上回る好決算となりました。今後の展望も明るく、株主還元も行われているなど、投資家の注目が集まっている企業といえるでしょう。
企業情報
企業名: ロジザード株式会社
証券コード: 43910
決算期: 2023年6月期
ロジザード株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ロジザード株式会社の決算日は6月30日です。第2四半期決算では、2023年12月31日時点の業績を発表しました。決算発表は年に2回行われ、通期決算は2023年9月27日に行われました。
主な事業
ロジザード株式会社は、在庫管理システム「ロジザードZERO」の開発・販売を主な事業としています。同社のWMS(Warehouse Management System)は、中小企業や小売店舗を中心に導入されており、業界内でのシェアを高めています。システムのクラウド化や自動化にも積極的に取り組むなど、顧客ニーズに合わせたサービスを展開しています。
今期の業績と利益率は?
ロジザード株式会社の第2四半期累計期間の業績は、売上高990,250千円、営業利益172,257千円、経常利益172,338千円、四半期純利益123,790千円と、前年同期を上回る好業績となりました。売上総利益率は54.6%と高水準を維持しており、収益性の高い事業展開を行っています。
売上・利益の推移
ロジザード株式会社の売上高は、前年同期比6.7%増と堅調な伸びを示しています。経常利益も前年同期比2.1%増と高い水準を維持しています。同社は在庫管理システム事業を中心に、クラウドサービスや自動化ソリューションなどの新しい商品・サービスの導入を進めており、今後の業績拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
ロジザード株式会社の四半期貸借対照表では、資産合計が2,038,488千円となっています。
資産の部
流動資産は1,692,111千円で、そのうち現金及び預金が1,384,802千円と大きな割合を占めています。固定資産は346,377千円で、ソフトウエアなどの無形固定資産が202,086千円あります。
負債の部
負債合計は242,394千円で、流動負債が242,394千円となっています。主な内訳は買掛金、未払金、未払法人税等などです。
純資産の部
純資産合計は1,796,094千円で、自己資本比率は88.1%と高水準を維持しています。資本金は303,404千円、利益剰余金は1,324,264千円となっています。
ROAとROE
ロジザード株式会社のROA(総資産経常利益率)は8.5%、ROE(自己資本当期純利益率)は7.3%となっています。これらの指標は前年同期と比べて改善しており、収益性と効率性が高まっていることが分かります。同社は在庫管理システムの需要が高く、サービスの付加価値も高いため、今後もROAやROEの向上が期待できそうです。
キャッシュフロー
ロジザード株式会社の営業活動によるキャッシュ・フローは107,242千円の収入となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは140,825千円の支出となり、主に有形固定資産や無形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは35,314千円の支出で、配当金の支払いが主な要因です。全体としては、現金及び現金同等物の残高は1,384,802千円と、健全な財務状態を維持しています。
配当の支払額
ロジザード株式会社は、第2四半期累計期間で1株当たり12円の配当を実施しました。前期の年間配当は12円でしたので、今期も同水準の配当を維持する見通しです。同社は安定的な配当政策を続けており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。
今後の展望
ロジザード株式会社は、クラウドサービスや自動化ソリューションの拡充に注力しており、今後も高成長が期待できます。中小企業や小売店舗を中心に在庫管理ニーズは高く、同社のロジザードZEROは競争力が高いと言えるでしょう。さらに、海外展開にも取り組むなど、事業領域の拡大にも期待が寄せられています。
編集部のまとめ
ロジザード株式会社は、在庫管理システムの開発・提供を行う企業で、この度の第2四半期決算では売上高、利益ともに前年同期を上回る好業績を達成しました。クラウドサービスや自動化ソリューションの提供など、時代のニーズに合わせた事業展開を行っており、今後の成長が期待できる企業だと言えるでしょう。配当も安定的に実施されており、株主還元にも力を入れています。
ロジザード株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ロジザード株式会社は決算日が6月30日で、年に2回決算を行っています。第2四半期決算では2023年12月31日時点の業績を発表しました。また、同社は1株当たり12円の配当を実施しており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。今後も高い収益性と成長性を維持し、投資家の期待に応えていくことが期待されます。