株式会社サイエンスアーツの決算報告が公開されました!
同社は「デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム」を提供しており、業績は順調に推移しているようです。今回の決算では、売上高が大きく伸長したことがポイントとなっています。
企業情報
企業名: 株式会社サイエンスアーツ
証券コード: E37095
決算期: 2024年8月期
株式会社サイエンスアーツの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社サイエンスアーツの決算日は8月31日です。第2四半期の決算発表は2024年4月12日に行われました。
主な事業
株式会社サイエンスアーツの主な事業は「デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム」の提供です。同社は「世界中の人々を美しくつなげる」ことをミッションに掲げ、ワーカーの生産性向上や業務の効率化に貢献するサービスを展開しています。また、同社の提供するサービス「Buddycom」の国内における潜在市場規模は約1,400億円と推計されており、今後の成長が期待されます。
今期の業績と利益率は?
株式会社サイエンスアーツの今期の業績は好調です。第2四半期累計期間の売上高は559,707千円と前年同期比で72.1%の大幅な増加となりました。一方、販売費及び一般管理費の増加により営業損失は15,437千円となりましたが、前年同期の営業損失30,964千円から大幅に改善しました。
売上・利益の推移
株式会社サイエンスアーツの売上高は年々増加傾向にあり、第2四半期累計期間では559,707千円を記録しました。一方、利益面では2023年2月期に35,999千円の四半期純損失を計上したものの、2024年2月期は16,031千円の四半期純損失と改善しつつあります。
四半期連結貸借対照表について
株式会社サイエンスアーツは四半期連結財務諸表を作成していないため、四半期貸借対照表について個別の財務情報を確認することができます。
資産の部
2024年2月末の総資産は956,924千円と、前事業年度末から62,834千円増加しました。これは主に現金及び預金の増加によるものです。
負債の部
負債合計は464,542千円と前事業年度末から78,866千円増加しました。これは主に前受収益の増加や長期借入金の増加によるものです。
純資産の部
純資産は492,382千円と前事業年度末から16,031千円減少しましたが、自己資本比率は51.5%を維持しています。
ROAとROE
株式会社サイエンスアーツのROA(総資産経常利益率)は-1.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は-3.1%となっています。前年同期と比べるとROAは改善傾向にあるものの、まだ低水準にあります。これは販管費の増加などによる経常損失の計上が影響しているものと考えられます。今後の収益性の改善に注目していく必要があります。
キャッシュフロー
株式会社サイエンスアーツのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスながらも改善傾向にあります。一方で、有形固定資産の取得などにより投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっています。財務活動では長期借入れによる収入を計上し、現金及び現金同等物の残高は564,489千円と前事業年度末から増加しました。
配当の支払額
株式会社サイエンスアーツは現在のところ配当を実施していません。今後の業績動向を注視しつつ、株主還元策の検討が期待されます。
今後の展望
株式会社サイエンスアーツは、「デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム」の提供を通じて、社会課題の解決と新たな市場の創出を目指しています。同社の提供するサービス「Buddycom」の国内における潜在市場規模は約1,400億円と推計されており、今後の更なる事業拡大が期待できます。
編集部のまとめ
株式会社サイエンスアーツの決算は概ね好調な結果となりました。売上高は大幅に増加し、損失も縮小傾向にあります。今後は収益性の改善や株主還元策の検討など、より一層の成長が期待されます。同社のデスクレスワーカー向けサービスは今後の社会変化に合わせて需要が高まると考えられ、「世界中の人々を美しくつなげる」という同社のミッションの実現に向けて、さらなる飛躍が期待できそうです。
株式会社サイエンスアーツの決算日や配当についてまとめました。
株式会社サイエンスアーツの決算日は8月31日で、第2四半期決算の発表は2024年4月12日に行われました。同社は現在のところ配当を実施していませんが、今後の業績動向を注視しつつ、株主還元策の検討が期待されます。