株式会社フレクトの第19期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社フレクトの2023年12月期第3四半期決算報告が公開されました。ITサービス企業のフレクトは、クラウドサービスを中心に好調な業績を上げています。今期は大手企業向けの案件が伸長し、売上高と利益が大幅に増加しました。今後も「攻めのDX」を支援するサービスの拡大に期待が高まっています。

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企業情報

企業名: 株式会社フレクト
証券コード: E37130
決算期: 3月期

株式会社フレクトの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社フレクトの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われます。今回の決算は2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期の業績報告となっています。

主な事業

株式会社フレクトは、クラウドソリューション事業を展開しています。具体的には、クラウドを活用したシステムの設計・構築・運用サポート、IoTやAIなどの先端技術を活用したサービス開発、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するマルチクラウド・インテグレーターとしての事業を行っています。特に大手企業のDX支援が強みとなっています。

今期の業績と利益率は?

第3四半期累計期間の売上高は4,925,074千円と、前年同期比30.3%の増加となりました。また、営業利益は542,602千円と前年同期比279.5%の大幅な増加を果たしています。利益率も大幅に改善し、営業利益率は11.0%となりました。特に大手企業向けの案件が好調に推移したことが業績に貢献しています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と営業利益を見ると、堅調な成長を遂げています。2022年3月期は売上高が5,305,839千円、営業利益が222,501千円でしたが、2023年12月期第3四半期では売上高が4,925,074千円、営業利益が542,602千円と大幅な増加となっています。これは大手企業向けのクラウド案件が拡大したことが主な要因です。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月末時点の総資産は3,531,836千円となり、前事業年度末比で650,333千円の増加となりました。これは主に現金及び預金が285,992千円増加したことや、売掛金及び契約資産が306,239千円増加したことによるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,441,014千円と前事業年度末より286,992千円増加しています。また、売掛金及び契約資産が1,530,734千円と前事業年度末より306,239千円増加しています。これらの増加が総資産の増加に大きく寄与しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が1,087,226千円と前事業年度末より318,550千円増加しています。これは主に未払消費税等が110,246千円増加したことや、未払法人税等が135,680千円増加したことによるものです。一方、固定負債が534,245千円と前事業年度末より48,285千円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、1,910,365千円と前事業年度末より380,068千円増加しています。これは主に四半期純利益367,530千円の計上により利益剰余金が同額増加したことによるものです。

ROAとROE

ROA(総資産利益率)は前年同期の3.8%から現在10.4%に大幅に上昇しています。これは、売上高の増加と営業利益率の向上により、総資産に対する収益性が高まったことによります。また、ROE(自己資本利益率)は前年同期の7.2%から現在19.2%に上昇しており、株主価値の向上にも寄与していると言えます。

キャッシュフロー

第3四半期累計期間のキャッシュ・フローの状況については、四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため、記載しておりません。ただし、現金及び預金残高が1,441,014千円と前事業年度末から285,992千円増加しており、手元流動性が高まっていることが分かります。

配当の支払額

当社は配当を実施しておりません。内部留保を活用して事業拡大に投資することで、企業価値の向上を目指しています。将来的な配当実施については検討していくとしています。

今後の展望

今後の見通しとしては、デジタルトランスフォーメーション(DX)市場の拡大により、当社の事業機会が一層広がることが期待されています。特に大手企業の「攻めのDX」支援に引き続き注力し、クラウドソリューション等の提供を通じて企業の競争力向上に貢献していきます。また、人材採用の強化により、事業拡大に向けたリソースの確保にも取り組んでいきます。

編集部のまとめ

株式会社フレクトの2023年12月期第3四半期決算は、大手企業向けクラウドサービスの好調な受注により、売上高、営業利益ともに大幅な増加となりました。今後も「攻めのDX」支援で企業のデジタル化を加速させていくことが期待されます。また、配当は実施していませんが、内部留保を活用して事業拡大に注力しており、株主価値の向上にも寄与している点が評価できます。

株式会社フレクトの決算日や配当についてまとめました。

株式会社フレクトの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に実施しています。また、同社は配当を実施しておらず、内部留保を活用して事業拡大に注力しています。今後の成長に期待が高まっている企業といえます。

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