東海ソフト株式会社は、最新の第3四半期決算を発表しました。売上高は6,426,644千円と前年同期比で12.6%の増加を記録しています。
また、経常利益は792,135千円と前年同期比で17.3%の増益となっています。これは、組込み関連事業、製造・流通及び業務システム関連事業、金融・公共関連事業の各事業分野で順調に業績を伸ばしたためです。
企業情報
企業名: 東海ソフト株式会社
証券コード: 44300
決算期: 6月
東海ソフト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
東海ソフト株式会社の決算日は5月31日です。四半期決算は、2月28日(第3四半期)に発表しており、その他の四半期決算は8月31日(第1四半期)、11月30日(第2四半期)に発表しています。
主な事業
東海ソフト株式会社は、ソフトウエア開発事業を中心に事業を展開しています。具体的には、自動車向けの組込み関連事業、製造・流通業向けの業務システム関連事業、金融・公共関連事業などに取り組んでいます。組込み関連事業、製造・流通及び業務システム関連事業、金融・公共関連事業の3つの事業分野で収益を拡大しており、安定した収益基盤を築いています。
今期の業績と利益率は?
今期の業績は売上高6,426,644千円、営業利益789,799千円、経常利益792,135千円と、いずれも前年同期を上回る好調な結果となりました。利益率も経常利益率12.3%と高水準を維持しており、事業の収益性が高いことがわかります。
売上・利益の推移
直近の3年間で見ると、売上高は7,718,492千円から6,426,644千円と増減を繰り返していますが、経常利益は623,762千円から792,135千円と着実に増加傾向にあります。この背景には、主力の組込み関連事業や製造・流通及び業務システム関連事業の好調な業績があげられます。
四半期連結貸借対照表について
東海ソフト株式会社は四半期連結財務諸表を作成しておりません。そのため、四半期貸借対照表の情報をご紹介します。
資産の部
当第3四半期会計期間末の総資産は7,738,297千円で、前事業年度末比47,903千円減少しています。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が682,305千円増加した一方で、現金及び預金が465,134千円、電子記録債権が151,341千円減少したことによるものです。
負債の部
当第3四半期会計期間末の負債合計は2,605,977千円で、前事業年度末比483,299千円減少しています。これは主に、未払法人税等が40,532千円、流動負債のその他に含まれる未払費用が453,962千円減少したことによるものです。
純資産の部
当第3四半期会計期間末の純資産合計は5,132,320千円で、前事業年度末比435,395千円増加しています。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が535,705千円増加したことによるものです。
ROAとROE
東海ソフト株式会社のROA(総資産利益率)は10.3%、ROE(自己資本利益率)は11.2%となっています。前年同期と比較すると、ROAは0.4ポイント、ROEは0.7ポイントそれぞれ上昇しています。これは、経常利益が増加したことが要因となっています。
キャッシュフロー
東海ソフト株式会社の当第3四半期会計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、減価償却費は91,696千円となっています。このように、営業活動から生み出されるキャッシュ・フローは安定的に推移しており、今後の事業展開に資金を投入できる体制が整っています。
配当の支払額
東海ソフト株式会社は、1株当たり30円の期末配当を実施する予定です。これは、前期と同水準の配当額となります。安定的な配当政策を展開している同社は、株主還元にも力を入れている企業といえます。
今後の展望
東海ソフト株式会社は、自動車向け組込み関連事業や製造・流通業向けのDX支援ソリューションなど、注力分野での事業拡大を目指しています。また、人材確保やリスキリング投資にも積極的に取り組み、持続的な成長を目指しています。今後も同社の業績に注目が集まるでしょう。
編集部のまとめ
東海ソフト株式会社は、組込み関連事業、製造・流通及び業務システム関連事業、金融・公共関連事業の3つの事業分野で安定した収益基盤を築いています。売上高は前年同期比12.6%増、経常利益は同17.3%増と好調な業績を記録しています。
また、ROA10.3%、ROE11.2%と高い収益性を維持しており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。今後も注目の企業と言えるでしょう。
東海ソフト株式会社の決算日や配当についてまとめました。
東海ソフト株式会社の決算日は5月31日です。四半期決算は2月28日、8月31日、11月30日に発表しており、安定した収益基盤のもと、1株当たり30円の期末配当を実施する予定となっています。今後の事業展開にも期待がかかっています。