gooddaysホールディングス株式会社は、IT事業と暮らしに関連するサービスなど幅広い事業展開を行う企業です。IT事業では、金融機関向けのシステム開発やリテールPOSシステム開発などを行い、暮らしの事業では、リノベーション工事やシェアオフィスなどの運営など、顧客の「ふつう」の生活を実現するサービスを提供しています。
企業情報
企業名: gooddaysホールディングス株式会社
証券コード: 44370
決算期: 3月期
gooddaysホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
gooddaysホールディングス株式会社の決算期は3月期で、決算日は3月31日です。そして、四半期報告書の提出は、2月14日に行われています。
主な事業
gooddaysホールディングス株式会社は、IT事業と暮らし事業の2つの事業を展開しています。IT事業では、金融機関向けのシステム開発や、小売店向けのPOSシステム開発などを行っています。暮らし事業では、マンションのリノベーション工事や、シェアオフィス「goodoffice」の運営などを行っています。これらの事業を通じて、顧客の生活を豊かにする様々なサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は4,884百万円と前年同期比で5.4%の増加となりました。一方で、営業利益は220百万円と前年同期比で47.5%の減少となりました。このように、売上高は増加したものの、利益率は低下しています。この背景としては、新しいサービスビジネスの立ち上げに向けた先行投資が行われたことが影響しているようです。
売上・利益の推移
gooddaysホールディングス株式会社の売上高は、直近3年で6,391百万円から4,884百万円へと推移しており、徐々に増加傾向にあります。一方で、利益面では、経常利益が421百万円から217百万円と減少しており、コストの増加に苦しんでいる状況がうかがえます。新サービスの立ち上げに向けた先行投資が影響しているようですが、今後の成長に期待が寄せられています。
四半期連結貸借対照表について
gooddaysホールディングス株式会社の直近の四半期連結貸借対照表では、総資産が3,751百万円となっています。うち、流動資産は2,268百万円、固定資産は1,482百万円となっています。負債は1,212百万円で、純資産は2,538百万円となっています。自己資本比率は67.7%と高い水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が978百万円と大きな割合を占めています。また、受取手形、売掛金及び契約資産が947百万円となっています。固定資産では、投資有価証券が710百万円となっています。
負債の部
負債の部では、買掛金が473百万円、契約負債が211百万円となっています。また、1年内返済予定の長期借入金が0円となっており、有利子負債の削減が進んでいます。
純資産の部
純資産の部では、資本金が191百万円、資本剰余金が726百万円、利益剰余金が1,612百万円となっています。自己資本比率は67.7%と高水準を維持しています。
ROAとROE
gooddaysホールディングス株式会社のROA(総資産経常利益率)は5.8%となっています。一方でROE(自己資本当期純利益率)は5.3%となっており、前年同期比で低下しています。この背景には、利益の減少と自己資本の増加があると考えられます。今後、収益性の改善が課題となっているようです。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが117百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが△237百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが△395百万円の支出となっています。全体としては515百万円の減少となっており、設備投資や借入金返済など、積極的に事業基盤の強化に取り組んでいる様子がうかがえます。
配当の支払額
gooddaysホールディングス株式会社は、当第3四半期連結累計期間において、16百万円の配当を行っています。1株当たりの配当金は5円となっています。株主還元にも力を入れながら、事業の成長にも取り組んでいる様子が見てとれます。
今後の展望
gooddaysホールディングス株式会社は、次期の重点施策として、IT事業におけるRedxサービスビジネスの強化や、暮らし事業における運営サービスの拡大に取り組んでいきます。Redxサービスビジネスでは、業務の標準化を進め、顧客への提供コストを抑えることで収益性の向上を目指します。一方、運営サービスでは、さらなる施設の増設と高稼働率の維持によって、事業の安定化と拡大を図っていく予定です。これらの取り組みにより、収益力の向上と企業価値の向上を目指していきます。
編集部のまとめ
gooddaysホールディングス株式会社は、IT事業と暮らし事業の2つの柱を持つ企業です。IT事業では金融機関や小売店向けのシステム開発を、暮らし事業ではマンションリノベーションやシェアオフィスの運営など、幅広いサービスを提供しています。当期は、新サービスの立ち上げに向けた先行投資の影響で利益が減少しましたが、今後はRedxサービスビジネスの収益性向上と運営サービスの拡大によって業績の改善が期待されます。また、財務基盤も健全で、株主還元にも力を入れている点も評価できます。今後の企業価値向上に期待が高まる決算結果となっています。
gooddaysホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。
gooddaysホールディングス株式会社の決算期は3月期で、決算日は3月31日です。また、当期の1株当たり配当金は5円となっています。企業の成長戦略に加え、株主還元にも力を入れている姿勢が見られます。今後の業績拡大と株主価値の向上に期待が高まっています。