株式会社Welbyの第14期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社Welbyは、パーソナルヘルスレコード(PHR)プラットフォームを中心に事業を展開している企業です。最新の四半期決算では売上高102,925千円と好調な業績を示しています。製薬企業向けのPHRソリューションや、患者の健康管理を支援するWelbyマイカルテサービスの提供などに注力しており、今後の事業拡大が期待されています。

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企業情報

企業名: 株式会社Welby
証券コード: 44380
決算期: 2024年12月期

株式会社Welbyの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社Welbyの決算日は12月31日です。
今回の四半期決算は2024年1月1日から3月31日までの第1四半期の業績報告となります。

主な事業

株式会社Welbyの主な事業は、パーソナルヘルスレコード(PHR)プラットフォームの提供です。
PHRとは、個人の健康診断結果や服薬歴などの健康情報を電子的に記録し、本人や医療関係者が管理・活用できるシステムです。
Welbyは、このPHRサービスを製薬企業や医療機関、保険会社などに提供しており、医療の質的向上や予防医療の実現に貢献しています。

今期の業績と利益率は?

今期の第1四半期では、売上高102,925千円を計上しました。
売上総利益率は69.0%と高水準を維持しており、事業の収益性が高いことがわかります。
一方で、販売費及び一般管理費が先行投資的性格が強いため、営業損失128,358千円、経常損失128,889千円、親会社株主に帰属する当期純損失126,980千円となっています。

売上・利益の推移

Welbyの売上高は年間を通して季節変動が大きい傾向にあります。
第4四半期に完成・納品となる取引の割合が大きいため、他の四半期と比べて売上高が大きくなる傾向にあります。
一方で、利益面では、継続的なプラットフォーム開発投資や疾患ソリューションサービスの拡大に伴い、四半期ごとにかなりのばらつきがあります。

四半期連結貸借対照表について

Welbyの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計1,298,291千円、負債合計304,614千円、純資産993,677千円となっています。
資産の大半は流動資産の1,187,406千円で、主に現金及び預金と売掛金から構成されています。
一方、負債は主に短期借入金200,000千円が大半を占めています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,059,688千円と大きな割合を占めています。
また、無形固定資産が39,539千円と増加しており、PHRプラットフォームの開発投資が進んでいることがわかります。

負債の部

負債の部では、短期借入金200,000千円が大幅に増加しています。
これは事業拡大に向けた先行投資に伴う資金調達によるものと考えられます。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金1,216,501千円の赤字となっています。
これは、前述の先行投資による損失計上が影響しているものと思われます。

ROAとROE

Welbyの収益性指標を見ると、ROA(総資産利益率)は-10.4%ROE(自己資本利益率)は-12.8%となっています。
これらの指標が赤字となっているのは、先行投資に伴う営業損失の影響が大きいためです。
しかし、PHRプラットフォームの基盤構築が進み、製薬企業向けのソリューション事業などが本格化すれば、収益性の改善が期待できます。

キャッシュフロー

Welbyのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスとなっており、先行投資に伴う資金流出が大きいことがわかります。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローもマイナスとなっており、PHRプラットフォームの開発などに積極的に投資を行っているようです。
この先行投資が功を奏し、事業の収益化が進めば、キャッシュフローの改善につながることが期待されます。

配当の支払額

Welbyは現時点で配当を実施していません。
今後の事業拡大と収益性の向上を目指し、内部留保の活用による先行投資に注力していくことが重要と考えられます。

今後の展望

Welbyは、2025年問題を見据え、医療制度改革に向けたPHRサービスの需要の高まりに着目しています。
製薬企業向けの疾患ソリューションサービスの拡大に加え、中部電力株式会社、株式会社スズケンなどの大手企業との連携により、PHRサービスの社会実装を加速させていく方針です。
今後は、医療機関、保険会社、企業などの幅広いステークホルダーとのアライアンスを強化し、PHRを活用したヘルスケアプラットフォームの構築を目指していきます。

編集部のまとめ

Welbyは、PHRプラットフォームを軸に事業を展開しており、製薬企業向けソリューション、Welbyマイカルテサービスなどに注力しています。
短期的には先行投資による損失計上が続きますが、中長期的には医療制度改革に伴う需要の高まりを捉え、大手企業とのアライアンスによる事業拡大が期待できます。
Welbyは、個人の健康情報管理サービスを通じて、よりよい医療サービスの実現に貢献していくことが期待されます。

株式会社Welbyの決算日や配当についてまとめました。

株式会社Welbyの決算日は12月31日で、今回は2024年1月1日から3月31日までの第1四半期の業績を報告しました。
売上高は102,925千円と好調でしたが、先行投資のための営業損失128,358千円となっています。
また、Welbyは現時点で配当を実施しておらず、内部留保の活用による事業拡大に注力しています。

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