株式会社東名の2024年5月期第3四半期決算が発表されました!売上高は168億円、営業利益は15億円と好調な業績を示しています。オフィス光119事業やオフィスソリューション事業が牽引し、着実な成長を続けている同社の業績に期待が高まっています。
企業情報
企業名: 株式会社東名
証券コード: 44390
決算期: 2024年8月期
株式会社東名の決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社東名の決算日は8月31日です。決算期は2024年8月期の第3四半期(2024年3月1日から5月31日)の決算報告となります。
主な事業
株式会社東名は、中小企業向けの光コラボレーション「オフィス光119」、電力小売販売「オフィスでんき119」、個人向けの保険商品の取次を行うファイナンシャル・プランニング事業を展開しています。これらの事業を通じて、中小企業の業務効率化やコスト削減に貢献するサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は売上高168億円、営業利益15億円と大幅な増収増益となりました。営業利益率は約9%と高水準を維持しています。主力のオフィス光119事業やオフィスソリューション事業が好調に推移したことが業績に寄与しています。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と営業利益の推移を見ると、売上高は年々増加しており、営業利益も着実に拡大してきています。中小企業向けのサービスが順調に伸びていることが分かります。
四半期連結貸借対照表について
株式会社東名の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計は120億円、負債合計は51億円、純資産合計は68億円となっています。健全な財務体質を維持しつつ、着実に成長していることがうかがえます。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が58億円と大きな割合を占めており、手元の流動性が高いことがわかります。また、受取手形及び売掛金が39億円と、売上債権も積み上がっています。
負債の部
負債の部では、支払手形及び買掛金が20億円、短期借入金が10億円となっています。有利子負債も適切な水準に抑えられています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が56億円と大きな割合を占めています。自己資本比率は57.1%と財務基盤も安定しています。
ROAとROE
ROAは12.9%、ROEは12.4%と高水準を維持しています。業績の改善に伴い収益性も向上しており、株主資本の効率的な活用にも注力していることがわかります。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローはプラス12億円となり、堅調な収益力を示しています。投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス4億円で、新たな事業展開に向けた投資を行っていることがうかがえます。財務活動によるキャッシュ・フローはマイナス4億円となっています。
配当の支払額
当期の年間配当金は1株当たり13円を予定しています。前期比で1円増配となっており、株主還元も強化されています。
今後の展望
株式会社東名は、2031年8月期には売上高1,000億円、営業利益100億円を目標に掲げる「TRP-2024」中期経営計画を推進しています。光コラボや電力小売の両柱を伸ばすとともに、新規事業の太陽光発電設備販売の拡大にも注力しています。今後の業容拡大に期待がかかっています。
編集部のまとめ
株式会社東名は、光コラボや電力小売といった既存事業の好調な推移に加え、太陽光発電設備販売などの新規事業にも積極的に取り組んでおり、今後の成長が期待できる企業だと言えます。健全な財務体質を維持しつつ、中小企業のニーズに合わせたサービス提供を通じて着実に業績を伸ばしています。
株式会社東名の決算日や配当についてまとめました。
株式会社東名の決算日は8月31日、2024年8月期の第3四半期決算が発表されました。同社の年間配当金は1株当たり13円を予定しており、前期比1円増配となっています。株主還元にも注力しながら、中期経営計画の達成に向けて着実に成長を遂げていく企業だと言えます。