株式会社ピー・ビーシステムズの最新の決算報告を分析しました!この IT関連企業は、セキュアなクラウドシステムやメタバースなどの高付加価値商品を提供しており、この1年間の業績も好調でした。売上高は26.9%増と大きな伸びを示し、営業利益も大幅に改善しています。これはセキュアクラウドシステム事業の好調が寄与したものです。今後も東京オフィスの機能強化やエンジニアハビタットの活用などで更なる成長が期待できそうですね。
企業情報
企業名: 株式会社ピー・ビーシステムズ
証券コード: E33384
決算期: 2024年9月期
株式会社ピー・ビーシステムズの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ピー・ビーシステムズの決算期は2024年9月期です。決算日は2024年9月30日、四半期決算は2024年3月31日に実施されています。
主な事業
株式会社ピー・ビーシステムズは、プライベートクラウドとパブリッククラウドを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」による新たな基幹システムクラウド化を企業ユーザーに提供しています。また、メタバースを活用したエモーショナルシステムの開発にも取り組んでおり、自治体や遊園地向けの製品を販売しています。IT技術者の採用・育成にも力を入れ、高度な技術力を武器に事業拡大を目指しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間の業績は売上高1,152,865千円(前年同期比26.9%増)、営業利益120,662千円(前年同期は営業損失)と大幅な増収増益となりました。セキュアクラウドシステム事業では、高付加価値製品の売上が大幅に増加し、利益率も高い水準を維持できています。また、メタバースを活用したエモーショナルシステム事業でも新規顧客開拓に取り組んでおり、今後の更なる成長が期待できます。
売上・利益の推移
株式会社ピー・ビーシステムズは、2年連続で増収増益を達成しています。前年同期比で売上高は26.9%増、営業利益も前年同期は営業損失だったが、当期は120,662千円の黒字と大幅に改善しています。セキュアクラウドシステム事業の好調に加え、メタバース関連事業でも新規顧客開拓が進み、全社的な業績アップにつながっています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ピー・ビーシステムズの四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は1,893,137千円となっています。前期末比で87,042千円減少していますが、現金及び預金が155,314千円増加するなど、健全な財務状況を維持できています。一方で、負債合計は607,157千円と前期末比で111,674千円減少しており、自己資本比率は67.9%と高水準を保っています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が1,209,048千円と大きな割合を占めています。一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が376,733千円と前期末比で146,818千円減少しており、商品及び製品が157,597千円と前期末比で78,997千円の減少も見られます。
負債の部
負債の部では、買掛金が152,789千円、長期前受金が90,469千円となっています。前期末比で、買掛金が28,199千円減少、長期前受金が20,489千円減少するなど、負債全体で111,674千円の減少となりました。
純資産の部
純資産の部では、資本金が350,264千円、利益剰余金が727,979千円となっています。また、自己株式が142,693千円と前期末比で57,086千円増加しており、純資産合計は1,285,980千円です。
ROAとROE
株式会社ピー・ビーシステムズのROAは8.6%、ROEは12.6%となっています。前年同期比で大幅に改善しており、高い収益性と資本効率を示しています。これは、セキュアクラウドシステム事業の好調な業績と、メタバース関連事業での新規受注獲得などが寄与したためです。今後も高付加価値製品の販売拡大とコスト効率化により、ROAとROEの更なる向上が期待できます。
キャッシュフロー
当第2四半期累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが219,944千円の増加、投資活動によるキャッシュ・フローが41,777千円の減少、財務活動によるキャッシュ・フローが80,096千円の減少となりました。これにより、現金及び現金同等物の残高は1,216,005千円となっており、手許流動性が高く健全な財務状況を維持できています。
配当の支払額
株式会社ピー・ビーシステムズは、2024年9月期より配当を実施する方針を発表しています。具体的な配当金額は未定ですが、今後の業績推移に応じて、株主還元の強化に取り組む見通しです。業績の好調さから、株主の皆様への積極的な利益還元が期待できそうです。
今後の展望
株式会社ピー・ビーシステムズは、プライベートクラウドとパブリッククラウドを組み合わせた「ハイブリッドクラウド」の提供や、メタバースを活用したエモーショナルシステムの開発に注力しており、今後もこれらの事業領域での成長が期待されます。また、東京オフィスの機能強化やエンジニアハビタットの活用により、技術力の向上と受注の拡大にも取り組んでいきます。更なる業績拡大と株主還元の強化に期待が高まっています。
編集部のまとめ
株式会社ピー・ビーシステムズは、クラウド技術とメタバースを活用した高付加価値製品で業績を伸ばしています。売上高と営業利益が大幅に増加しており、ROAとROEも高水準を維持できています。今後も東京オフィスの活用やエンジニアの採用・育成で、更なる成長が期待できそうです。また、2024年9月期より配当を実施する予定と発表しており、株主還元の強化にも取り組んでいきます。株式会社ピー・ビーシステムズは、IT業界で高い成長性と収益性を兼ね備えた魅力的な企業といえます。
株式会社ピー・ビーシステムズの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ピー・ビーシステムズの決算期は2024年9月期で、決算日は2024年9月30日、四半期決算は2024年3月31日に実施しています。また、同社は2024年9月期より配当を実施する予定で、具体的な配当金額は未定ですが、今後の業績に応じて株主還元の強化に取り組んでいきます。引き続き、高い成長性と収益性を維持しつつ、株主還元の充実にも期待が高まっています。