株式会社ソフト99コーポレーションの第70期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ソフト99コーポレーションの決算報告を分析しましたので、その内容をご紹介します。
同社は車用コーティング製品や化粧品などを手掛ける企業で、国内トップクラスの市場シェアを誇っています。直近の業績は好調で、経営基盤もしっかりしていることがわかります。

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企業情報

企業名: 株式会社ソフト99コーポレーション
証券コード: 44640
決算期: 2023年3月期

株式会社ソフト99コーポレーションの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ソフト99コーポレーションの決算期は3月期です。
決算発表は通常6月頃に行われています。

主な事業

株式会社ソフト99コーポレーションは、自動車向けケミカル製品化粧品などの開発・製造・販売を主な事業としています。
自動車向けには、ボディーのコーティング剤やガラスクリーナー、リペア製品などを展開しており、国内でトップクラスのシェアを誇っています。
また、家庭用品のメガネ用クリーナーなどの製品も販売しており、幅広い事業領域を持っています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は増収増益となりました。
売上高は22,799百万円と前年同期比で1.5%増加し、営業利益は2,903百万円と11.6%増加しています。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,063百万円と8.3%増加しており、高い収益性を維持していることがわかります。

売上・利益の推移

同社の過去3年間の売上高は30,170百万円から22,470百万円22,799百万円と推移しています。
一方で、営業利益は3,440百万円から2,601百万円2,903百万円と推移しており、一定の収益力を維持しています。
ここ数年は自動車向け製品が好調に推移し、安定した業績を残せているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が61,803百万円となっています。
うち、流動資産は31,350百万円、固定資産は30,452百万円となっています。
一方の負債合計は7,815百万円で、純資産は53,987百万円となっており、自己資本比率が87.4%と高い水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、売上債権が増加したことや、設備投資に伴い有形固定資産が増加しています。
また、基幹システムの更新により無形固定資産も増加しています。
これらの要因で、資産全体が前期末比で1,426百万円増加しました。

負債の部

負債の部では、未払金及び未払費用が減少したものの、収益認識基準に基づく返金負債の計上により、その他流動負債が増加しています。
全体としては、前期末比で211百万円増加しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が1,207百万円増加し、株式市場の好調を受けてその他有価証券評価差額金も127百万円増加しています。
一方で、自己株式取得により122百万円減少しましたが、純資産全体では前期末比で1,215百万円増加しました。

ROAとROE

同社のROA(総資産経常利益率)は5.0%ROE(自己資本当期純利益率)は3.8%となっています。
ROAは前年同期の4.5%から上昇しており、経営資源の効率的活用が進んでいます。
ROEも前年同期の3.6%から上昇しており、株主価値の向上につながっていると評価できます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間では、営業活動によるキャッシュ・フローが2,544百万円のプラスとなっています。
一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローは860百万円のマイナスとなりました。
財務活動では自己株式の取得や配当金の支払いなどから879百万円のマイナスとなりました。
全体としては現金及び現金同等物が34百万円減少したものの、手元流動性は引続き良好な状況です。

配当の支払額

同社は株主還元として配当を実施しており、当期は中間配当と期末配当を合わせて年39円の配当を実施する予定です。
前期と比べて配当金は2円増加しており、業績の伸長を反映した形になっています。
配当性向は41.0%と株主重視の経営姿勢が伺えます。

今後の展望

今後の事業環境については、半導体不足や原材料価格高騰など不透明な要素はあるものの、自動車販売の回復感染症対策需要の取り込みなどにより、同社の業績は堅調に推移するものと期待されます。
また、海外市場での展開も強化しているため、グローバル展開の加速も同社の成長の原動力になるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社ソフト99コーポレーションは、自動車関連ケミカル製品やメガネ用クリーナーなどの幅広い製品群を持っており、国内外で高いシェアを誇る優良企業です。
当期の業績は増収増益と好調で、利益率も高い水準を維持しています。
また、財務体質も健全で、株主還元にも積極的なことから、今後の更なる成長が期待できる企業だといえるでしょう。

株式会社ソフト99コーポレーションの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ソフト99コーポレーションの決算期は3月期で、決算発表は通常6月頃に行われています。
配当については、当期は年39円の配当を実施する予定で、前期比2円の増配となっています。
同社は株主重視の経営姿勢が伺え、今後も安定した業績と株主還元が期待できる企業だと言えるでしょう。

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