株式会社スペースマーケットの第11期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社スペースマーケットの2024年第1四半期決算がまとまりましたね。売上高447,926千円経常利益37,908千円と堅調に推移しています。オンライン上で仲介するスペースシェアプラットフォームを運営するスペースマーケットは、新型コロナの影響から徐々に回復傾向にあるようです。旅行や飲食など外出が増える夏に向けて、さらに企業業績の拡大が期待されますね。

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企業情報

企業名: 株式会社スペースマーケット
証券コード: E35330
決算期: 12月期

株式会社スペースマーケットの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社スペースマーケットの決算は年に1回の12月期です。具体的な決算日は12月31日で、その後3月頃に有価証券報告書を提出しています。主要株主は創業者一族が大株主となっており、株主総会は毎年6月に開催されます。

主な事業

株式会社スペースマーケットは、オンラインで個人や企業がスペースを探して予約・利用できるプラットフォームを運営しています。企業のオフィスや店舗、個人の自宅などさまざまなスペースをシェアリングエコノミーのサービスとして提供しています。主な利用ニーズは撮影やイベント、会議室、リハーサル場などで、都心部を中心に利用が広がっています。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は売上高447,926千円、営業利益37,960千円と前年同期比で大幅な増加となりました。売上総利益率は78.6%と高水準を維持しており、スペースシェアリングサービスの収益性の高さが表れています。コロナ禍からの回復基調が続き、収益力の高さを示した1四半期決算となりました。

売上・利益の推移

最近3年間の業績推移を見ると、売上高は1,564,029千円まで増加しています。一方で利益は2023年に一時的な減少があったものの、2024年第1四半期には37,908千円の経常利益を計上するなど、再び収益力を高めています。スペースシェアリングビジネスの成長性と収益性の高さがうかがえますね。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の総資産は1,904,434千円となっています。流動資産は1,567,273千円で、特に未収入金が769,204千円と大きな割合を占めています。一方、固定資産は337,160千円で、のれんが91,819千円あります。

資産の部

2024年3月末時点の資産は、現金及び預金710,294千円売掛金12,017千円未収入金769,204千円などが主な内訳です。事業拡大に伴い、未収入金が増加していることがわかります。また、のれんも91,819千円保有しており、企業買収などによる事業基盤の強化も進めています。

負債の部

負債は1,304,795千円となっています。主な内訳は、買掛金3,913千円短期借入金150,000千円未払金540,234千円などです。短期的な運転資金を借入で賄っており、また、スペース提供者への未払金が大きいことがわかります。

純資産の部

純資産は599,638千円と好調な水準を維持しています。資本金49,274千円資本剰余金659,952千円利益剰余金-151,188千円などが主な内訳です。利益剰余金が一時的にマイナスになっていますが、今期の親会社株主に帰属する四半期純利益40,788千円により改善が期待できます。

ROAとROE

2024年第1四半期のROAは2.1%、ROEは6.8%となっています。ROAは前年同期比で大幅に改善しており、資産効率が高まっています。一方でROEは若干低下しましたが、依然として高水準を維持しています。今後さらなる事業拡大とともに、収益性の向上によりROE向上も期待できそうです。

キャッシュフロー

2024年第1四半期のキャッシュフローは、営業キャッシュフローが101,844千円の収入投資キャッシュフローが3,162千円の支出財務キャッシュフローが54,052千円の支出となりました。営業活動によるキャッシュ収支が堅調に推移しており、事業収益力の高さが表れています。一方で借入の返済などで財務活動によるキャッシュアウトも発生しています。

配当の支払額

株式会社スペースマーケットは、2024年第1四半期においては配当の支払いはありません。2023年通期決算においても無配となっており、企業成長フェーズにあることから、内部留保の確保に注力していると考えられます。今後の業績拡大に合わせて、配当方針の見直しも期待されます。

今後の展望

株式会社スペースマーケットは、「スペースシェアをあたりまえに」というビジョンの下、シェアリングエコノミー領域でのサービス拡大を目指しています。2024年4月からはライドシェアの解禁も予定されており、新たな成長機会が期待できます。また、自治体向けの予約管理システム「Spacepad」の導入も進めており、行政DX化への貢献も目指しています。今後も事業基盤の強化とサービスラインナップの拡充により、さらなる業績拡大が見込まれます。

編集部のまとめ

株式会社スペースマーケットの2024年第1四半期決算は、コロナ禍からの回復基調を示す良好な内容でした。売上高や経常利益が大幅に増加し、収益性の高さも確認できました。また、資産効率の改善や手元流動性の確保など、財務面でも健全性が維持されています。今後はライドシェアサービスの展開や行政DXの推進など、新たな成長機会も見込まれ、中長期的な企業価値向上が期待されます。

株式会社スペースマーケットの決算日や配当についてまとめました。

株式会社スペースマーケットの決算日は12月31日で、年に1回の12月期決算を行っています。直近の2024年第1四半期決算では好調な業績を確保しましたが、配当は支払っていない状況です。企業成長フェーズにあるため、内部留保の確保に注力しているものと考えられます。今後の配当政策の見直しにも期待が高まっています。

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