AI inside株式会社の第9期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

AI inside株式会社の2023年度第3四半期業績が発表されました。AI技術を活用したサービスを提供するこの企業は、市場の成長に伴い売上を3,104,540千円と前年同期比で112.0%と大幅に増加させ、この四半期では473,926千円の黒字を計上するなど、順調に業績を伸ばしています。

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企業情報

企業名: AI inside株式会社
証券コード: 35345
決算期: 3月期

AI inside株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

AI inside株式会社の決算は3月期で、第3四半期決算は12月31日が基準日となっています。このため、今回公表された決算は2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期の業績報告となります。

主な事業

AI inside株式会社は、ディープラーニングによる手書き文字認識AIを活用した生産性向上のための「DX Suite」サービスや、予測・判断AI技術、物体検出・画像分類AI技術を取り込んだ「AnyData」などの製品を開発・提供しています。また、非エンジニア人材のAI人材化を加速する「AI Growth Program」や、最新のAIテクノロジーを活用したAIエージェント「Heylix」の提供も行っています。

今期の業績と利益率は?

この第3四半期の業績では、売上高が前年同期比112.0%増の3,104,540千円と大幅な増収となりました。営業利益も前年同期比187.6%増の349,869千円と大幅な増益を達成しています。この結果、経常利益は339,319千円、四半期純利益は473,926千円と黒字を確保することができました。

売上・利益の推移

AI inside株式会社は、AI技術を活用したサービス・製品の需要が高まる中、DX Suiteの利用ライセンスが増加傾向にあり、売上高は堅調に推移しています。過去3四半期の売上高は2,771,156千円3,104,540千円と増加してきました。利益面では、売上高の増加や生産性向上などにより、営業利益は186,530千円349,869千円と大幅に改善しています。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ415,459千円増加し、7,090,937千円となりました。これは主に、現金及び預金が970,802千円増加したことや、前払費用が152,030千円増加したことなどによるものです。

負債の部

当第3四半期会計期間末の総負債は、前事業年度末に比べ126,376千円減少し、2,194,894千円となりました。これは主に、未払法人税等が94,718千円、未払消費税等が39,397千円それぞれ減少したことなどによるものです。

純資産の部

当第3四半期会計期間末の純資産合計は、前事業年度末に比べ541,835千円増加し、4,896,042千円となりました。これは主に、四半期純利益473,926千円の計上及び自己株式の処分によるものです。

ROAとROE

AI inside株式会社の ROA(総資産経常利益率)は第3四半期累計期間で4.8%ROE(自己資本利益率)10.9%となっています。前年同期と比較すると大幅に改善しており、収益性と効率性が高まっているといえます。これは、AIサービスの需要拡大と収益の安定化が進展したことが主な要因と考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間の営業キャッシュフローは412,590千円の収入超過となっています。これは、利益計上と前払費用の増加による支出増加などが主な要因です。投資キャッシュフローは373,151千円の収入超過で、関係会社株式の売却による収入が大きな要因となっています。財務キャッシュフローは170,461千円の支出超過で、借入金の返済などが主な内容となっています。

配当の支払額

AI inside株式会社は、現時点では配当を実施していません。成長過程にある同社は、内部留保の確保に努め、事業の拡大と収益力の向上に注力しているものと考えられます。今後の業績や資金需要の状況を見極めながら、株主還元策についても検討していくことが期待されます。

今後の展望

AI inside株式会社は、少子高齢化や人口減少による生産年齢人口の減少を背景に、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進が加速していくと予想しています。このような市場環境の中、同社のAI技術を活用したサービスの需要拡大が期待されます。今後も「DX Suite」の利用ライセンス増加や「AnyData」「AI Growth Program」「Heylix」などの新製品の販売拡大により、更なる業績改善が見込まれます。

編集部のまとめ

AI inside株式会社は、AI技術を活用したサービス・製品の需要が高まる中、主力の「DX Suite」の利用ライセンスが増加傾向にあり、売上高、利益ともに大幅に増加しています。今後も、企業のDX需要の高まりを背景に、同社の事業拡大と収益力の向上が期待されます。

AI inside株式会社の決算日や配当についてまとめました。

AI inside株式会社の決算日は3月31日で、今回発表された第3四半期決算は2023年4月1日から12月31日までの業績となっています。現時点では同社は配当を実施しておらず、内部留保の確保と事業拡大に注力しているものと考えられます。今後の業績動向に合わせて、株主還元策についても検討が期待されます。

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