株式会社ツムラの第88期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ツムラの決算が発表されました。国内事業は5.8%増、中国事業は29.6%増と好調な売上高となっています。経常利益も前年同期比4.6%増と増益を達成しました。新株予約権の発行やキャッシュフローの状況も良好で、同社の今後の成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社ツムラ
証券コード: E01018
決算期: 2023年3月期

株式会社ツムラの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ツムラの決算日は3月31日です。第3四半期決算(2023年12月期)の結果は2024年2月7日に発表されました。

主な事業

株式会社ツムラは、漢方医薬品を主力事業としています。国内では医療用漢方製剤129処方を中心とした事業運営を行っており、循環器領域や不安・不眠・めまい等の処方が好調に推移しています。中国事業では、生薬プラットフォームを通じた原料生薬と飲片(刻み生薬)の販売が伸長しました。

今期の業績と利益率は?

今期の連結売上高は115,826百万円と前年同期比8.2%増加しました。また、連結営業利益は19,143百万円で前年同期比8.0%増加しました。営業利益率は16.5%と堅調な収益性を維持しています。

売上・利益の推移

直近3年の売上高と利益の推移を見ると、売上高は増加傾向にあり、利益面でも堅調に推移しています。国内事業は安定的に売上を伸ばし、中国事業も大きな伸びを見せています。今後もこの成長軌道を維持できると期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の連結総資産は418,272百万円と前期末に比べて21,459百万円増加しました。現金及び預金や受取手形及び売掛金などの流動資産が増加したほか、有形固定資産や投資有価証券などの固定資産も増加しています。

資産の部

流動資産は278,724百万円と前期末比10,404百万円増加しました。一方、固定資産は139,547百万円と前期末比11,055百万円増加しています。

負債の部

負債合計は121,144百万円と前期末比3,422百万円減少しました。流動負債は57,608百万円、固定負債は63,535百万円となっています。

純資産の部

純資産合計は297,127百万円と前期末比24,881百万円増加しました。株主資本は246,748百万円、その他の包括利益累計額は24,274百万円、非支配株主持分は26,105百万円となっています。

ROAとROE

自己資本比率は64.8%と高水準を維持しています。ROAは前期比0.5ポイント上昇の5.6%、ROEは前期比0.7ポイント上昇の7.1%と、収益性と資本効率の両面で良好な水準にあります。今後の事業拡大とさらなる効率化が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動により798百万円の支出、投資活動により12,373百万円の支出、財務活動により4,388百万円の支出となりました。その結果、現金及び現金同等物の期末残高は80,496百万円となりました。

配当の支払額

株式会社ツムラは、株主への利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けています。当期の年間配当金は1株当たり67円を予定しており、配当性向は40%程度を見込んでいます。株主還元の充実に向け、今後も配当政策の強化に取り組んでいく方針です。

今後の展望

株式会社ツムラは、2031年度を最終年度とする長期経営ビジョン「TSUMURA VISION”Cho-WA”2031」の実現に向け、持続的成長と企業価値向上に取り組んでいます。国内事業の拡大とともに、中国事業のさらなる成長を目指していきます。また、ROE10%、自己資本比率50%以上、DOE5%を中長期的な経営指標として設定しており、バランスの取れた経営を目指していきます。

編集部のまとめ

株式会社ツムラの決算は、国内事業と中国事業の双方が好調に推移したことで、売上高、利益ともに前年同期を上回る結果となりました。コロナ禍の影響も徐々に回復し、業績面での改善が続いています。また、財務面でも健全性が高く、今後の成長に向けた設備投資やM&Aなども期待されます。株主還元も強化される見通しで、同社の株式は魅力的な投資対象といえるでしょう。

株式会社ツムラの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ツムラの決算日は3月31日で、第3四半期決算が2024年2月7日に発表されました。同社の配当金は1株当たり67円を予定しており、配当性向は40%程度を見込んでいます。今後も同社は持続的成長と企業価値向上に取り組んでいく方針です。

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