株式会社免疫生物研究所の第42期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

免疫生物研究所の2023年12月期第3四半期決算が公表されました!抗体関連事業の安定した売上と利益の増加が全体の業績をけん引しており、事業の選択と集中によって効率化が図られていると評価できます。決算の概要をご紹介しましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社免疫生物研究所
証券コード: 45700
決算期: 3月期

株式会社免疫生物研究所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社免疫生物研究所は3月決算の企業で、第3四半期決算は2023年12月31日に終了しています。決算発表は2月14日に行われました。

主な事業

株式会社免疫生物研究所は、体外診断薬の開発・製造・販売を行う「抗体関連事業」と、化粧品の企画・開発・販売を行う「化粧品関連事業」の2つの事業セグメントを有しています。抗体関連事業が主力で、診断試薬サービスや検査サービス、TGカイコサービスなどを展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は548,405千円営業利益は10,759千円となりました。利益率は低めではありますが、経常利益は25,790千円と黒字化しており、前年同期の経常損失から大幅に改善されています。

売上・利益の推移

売上高は前年同期比で1.2%減となりましたが、営業利益は43.0%減と大きく減少しています。一方、経常利益は前年の経常損失から黒字化しており、親会社株主に帰属する四半期純利益も20,588千円と大幅に増加しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は1,434,241千円となり、前連結会計年度末比で0.0%減少しています。負債合計は335,036千円で、5.8%減少しました。純資産合計は1,099,205千円となり、前期末比1.9%増加しています。

資産の部

流動資産は1,155,161千円で、前期末比0.9%減少しました。固定資産は279,080千円で、前期末比3.7%増加しています。

負債の部

流動負債は235,933千円で、前期末比6.4%減少しました。固定負債は99,103千円で、前期末比4.4%減少しています。

純資産の部

純資産合計は1,099,205千円となり、前期末比1.9%の増加となりました。株主資本は1,099,205千円です。

ROAとROE

ROAは直近では1.8%、ROEは1.9%となっています。前年同期と比べてROAは大幅に改善されましたが、ROEはまだ低い水準にあります。今後は収益力の向上とともに、財務体質の改善により、ROE指標の向上が期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況につきましては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、開示されていません。今後の開示に注目していく必要があります。

配当の支払額

当第3四半期連結累計期間における配当金の支払いはありませんでした。現時点では期末配当の予定も発表されておりません。安定的な収益確保とともに、株主還元への期待も高まってきています。

今後の展望

免疫生物研究所は、抗体関連事業において診断試薬サービスの販売が順調に推移しており、今後も収益力の向上が期待できます。化粧品関連事業においても収支改善が進んでおり、全体として事業ポートフォリオの適正化が進んでいると評価できるでしょう。今後の同社の業績推移に注目していきたいと思います。

編集部のまとめ

免疫生物研究所の2023年12月期第3四半期決算は、抗体関連事業の安定収益と利益改善により、前年同期から大きな進展が見られました。新製品の開発や事業の選択と集中により企業価値の向上につながることが期待されています。今後の同社の動向にも注目が集まりそうです。

株式会社免疫生物研究所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社免疫生物研究所は3月決算の企業で、第3四半期決算は2023年12月31日に終了しています。直近の決算では、抗体関連事業が好調で収益力が改善され、経常利益も黒字化しました。一方、配当については当期は未定となっています。今後の業績向上と株主還元の動向に期待したいところです。

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