ペプチドリーム株式会社の第19期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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ペプチドリーム株式会社(45870)の2024年3月期第1四半期決算が発表されました。ペプチドリームは創薬開発事業と放射性医薬品事業を手掛ける企業で、医薬品開発においてグローバルで大きな注目を集めています。今回の決算内容を見ていきましょう。

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企業情報

企業名: ペプチドリーム株式会社
証券コード: 45870
決算期: 12月期

ペプチドリーム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ペプチドリームの決算日は12月31日です。通常、第1四半期決算は翌年5月中旬に発表されます。今回の2024年3月期第1四半期決算は2024年5月15日に発表されています。

主な事業

ペプチドリームは、独自の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS」を活用し、新薬候補化合物の研究開発を行っています。創薬開発事業では、国内外の大手製薬企業との共同研究開発や技術ライセンス、自社開発パイプラインの拡充に取り組んでいます。放射性医薬品事業では、診断用や治療用の放射性医薬品の研究開発から製造販売まで手掛けています。これら2つの事業を軸に大きな成長を遂げています。

今期の業績と利益率は?

2024年3月期第1四半期では、売上収益4,225百万円営業損失1,099百万円税引前四半期損失1,104百万円と減収減益となりました。利益率は低下していますが、これは研究開発費の増加が主な要因です。創薬開発は長期的な投資が必要不可欠であり、今後の新薬創出に向けた布石として捉えられます。

売上・利益の推移

過去3年の売上高と利益の推移を見ると、2023年12月期は売上高28,712百万円、当期純利益3,036百万円と大幅な増収増益を達成しました。2024年3月期第1四半期の業績は一時的な減収減益となりましたが、長期的に着実な成長を続けています。今後の新薬開発や放射性医薬品の売上拡大に期待が高まっています。

四半期連結貸借対照表について

2024年3月末の総資産は69,637百万円となっています。うち主な内訳は、現金及び現金同等物が27,335百万円のれんが8,371百万円無形資産が2,178百万円などです。負債は29,652百万円で、主な内訳は借入金21,575百万円などです。純資産は39,985百万円で、自己資本比率は57.4%となっています。健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

ペプチドリームのROA(総資産利益率)は2023年12月期で4.4%ROE(自己資本利益率)は7.5%となっています。研究開発投資が先行しているため、一時的に低下傾向にありますが、製品開発の進展や将来の売上拡大によって、収益性と資本効率の改善が期待されます。

キャッシュフロー

2024年3月期第1四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,923百万円のマイナスとなりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは10,395百万円のプラスとなり、手元流動性は7,827百万円増加しました。研究開発投資と並行して、資金余力を有していることが分かります。

配当の支払額

ペプチドリームは2024年3月期も無配となる見込みです。研究開発投資に注力しており、内部留保の確保を優先しているため、現時点では配当は行っていません。今後の業績拡大と収益性の向上が進めば、株主還元の強化も期待できるでしょう。

今後の展望

ペプチドリームは、「創薬開発事業」と「放射性医薬品事業」の両輪で事業拡大を図っています。創薬パイプラインの充実と新薬承認・上市、放射性医薬品の販売拡大が今後の成長の鍵となります。研究開発への投資を継続しつつ、提携先との協業や自社開発品の収益化によって、さらなる業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

ペプチドリームの2024年3月期第1四半期決算は、一時的な減収減益となりましたが、長期的な成長戦略に基づいた投資を継続しています。創薬開発と放射性医薬品事業の2つの柱で、新薬創出と販売拡大に注力しており、今後の業績向上が期待できます。研究開発を通じて、医療分野における革新的な製品の開発を目指し、企業価値のさらなる向上が期待されます。

ペプチドリーム株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ペプチドリームの決算日は12月31日で、第1四半期決算は翌年5月中旬に発表されます。現在は研究開発投資に注力しているため、配当は行っていませんが、今後の業績拡大と収益性の向上に期待が寄せられています。

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