川上塗料株式会社の第110期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

川上塗料株式会社の第1四半期決算が発表されました。売上高は1,438百万円と前年同期比2.6%の増加となり、経常利益は49百万円と24.9%の増益となりました。製品需要回復に加えて価格改定が功を奏したようです。業績は堅調に推移しており、今期の業績は前年度を上回る水準になりそうですね。

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企業情報

企業名: 川上塗料株式会社
証券コード: E00896
決算期: 11月期

川上塗料株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

川上塗料株式会社の決算日は11月30日です。年4回の四半期決算を行い、第1四半期決算は2月28日(もしくは2月29日)に発表されます。

主な事業

川上塗料株式会社は塗料の製造・販売を主な事業としています。合成樹脂塗料、油性塗料、ラッカーなどの製品を製造し、国内外の顧客に販売しています。自動車メーカーや家電メーカーなどの大手ユーザーを中心に事業を展開しており、高い技術力と品質管理体制を強みとしています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高1,438百万円経常利益49百万円でした。売上高は前年同期比2.6%増と回復基調にあり、経常利益率は3.5%となりました。引き続き原材料価格の上昇や物流コストの増加により収益性は圧迫されているものの、価格改定の効果などもあって、前年同期比で増益となりました。

売上・利益の推移

直近の第1四半期決算では、売上高は1,438百万円と前年同期比2.6%増加しました。一方で、経常利益は49百万円と24.9%の増益となりました。原材料価格上昇の影響はあるものの、顧客の需要回復と価格改定の効果により、業績は着実に回復してきています。来期以降も売上・利益の増加が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

川上塗料株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計8,390百万円、負債合計5,253百万円、純資産合計3,137百万円となっています。前期末と比べ、資産は46百万円増加し、負債は35百万円減少しています。純資産は81百万円増加しており、自己資本比率は37.39%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,963百万円投資有価証券が1,161百万円となっています。前期末から現金及び預金が59百万円、投資有価証券が107百万円増加しました。これにより、資産全体も前期末比46百万円増加しました。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が1,060百万円短期借入金が1,274百万円となっています。前期末から支払手形及び買掛金が178百万円減少した一方で、短期借入金が245百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が1,960百万円その他有価証券評価差額金が659百万円となっています。前期末から利益剰余金が4百万円、その他有価証券評価差額金が75百万円増加しています。これにより、純資産全体で81百万円増加しました。

ROAとROE

川上塗料株式会社のROAは4.8%、ROEは5.7%となっています。前年同期と比べてROAは0.3ポイント、ROEは0.4ポイント上昇しており、収益性の改善が進んでいます。経常利益率の上昇や自己資本比率の向上により、投下資本の効率化と財務体質の健全化が図られています。今後も収益力の強化とともに、資本効率の向上に取り組んでいくと期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュ・フローについては四半期連結キャッシュ・フロー計算書が開示されていませんので詳細は不明ですが、前年同期と比べると、現金及び預金が59百万円増加しており、営業活動によるキャッシュ・フローが改善している可能性が高いと考えられます。今後の設備投資や借入金返済などの財務活動によるキャッシュ・フローの動向にも注目していく必要があります。

配当の支払額

川上塗料株式会社は2024年2月22日開催の定時株主総会において、1株当たり30円の期末配当を決議しています。前期の配当金が1株当たり25円だったことから、1株当たり5円の増配となりました。業績の回復を反映した形で、株主還元の強化が行われています。

今後の展望

川上塗料株式会社は、引き続き顧客ニーズに沿った製品開発と営業活動の強化に努める方針です。原材料価格の上昇などコスト増加の影響は続くと見られますが、価格転嫁や生産性向上などで収益改善に取り組んでいきます。同時に、環境対応製品の開発や海外展開の強化など、中長期的な成長につながる施策にも力を入れていく予定です。業績回復基調が続くとみられ、株主還元の拡充も期待できる企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

川上塗料株式会社の第1四半期決算は、売上高、経常利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。顧客需要の回復と価格改定の効果が表れており、収益性の改善が進んでいます。財務体質も健全で、株主還元の拡充も行われています。今後も業績の向上と株主価値の最大化に期待が高まる企業だと言えるでしょう。

川上塗料株式会社の決算日や配当についてまとめました。

川上塗料株式会社の決算日は11月30日、第1四半期決算は2月28日(または2月29日)に発表されています。また、同社は2024年2月の定時株主総会において、1株当たり30円の期末配当を決議しました。前期の25円から5円の増配となり、業績回復に伴う株主還元の強化が図られています。

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