藤倉化成株式会社の第113期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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藤倉化成株式会社の2023年4月から12月までの第3四半期決算が発表されました。売上高は39,920百万円と前年同期比で3.1%増加しており、営業利益は978百万円と前年同期比で165.3%増加するなど、好調な業績を収めています。主力のコーティング事業が堅調に推移したことが主な要因です。今後も自動車用塗料や化粧品容器などの需要に支えられて、業績の伸びが期待されます。

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企業情報

企業名: 藤倉化成株式会社
証券コード: 46200
決算期: 3月31日

藤倉化成株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

藤倉化成株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期の決算発表は2024年2月8日に行われました。

主な事業

藤倉化成株式会社は、プラスチック用コーティング材、建築用塗料、導電性樹脂素材、トナー関連材料などの製造・販売を行っています。主力のコーティング事業では、自動車用塗料が好調に推移しました。また、メディカル材料分野でも糖尿病診断薬の販売が伸びています。

今期の業績と利益率は?

2023年4月から12月までの第3四半期の売上高は39,920百万円と前年同期比で3.1%増加しました。営業利益は978百万円と大幅に増加し、営業利益率も2.4%と前年同期の1.0%から大幅に改善しました。コーティング事業の好調な業績が全体の利益を押し上げています。

売上・利益の推移

藤倉化成株式会社の最近3年間の業績推移を見ると、売上高は2023年3月期に50,843百万円と過去最高を記録しました。営業利益も2023年3月期に1,328百万円と大幅に増加しており、企業業績は着実に改善してきています。今期も引き続き好調な推移を見せています。

四半期連結貸借対照表について

藤倉化成株式会社の2023年12月末の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は577,293百万円となっています。前期末から5.1%の増加となり、受取手形や売掛金の増加などが主な要因です。一方、負債合計は162,027百万円で、前期末から5.8%増加しました。純資産は415,266百万円と、前期末比4.9%の増加となっています。

資産の部

資産の部では、流動資産が333,190百万円と前期末から6.0%増加しました。現金預金や売掛金が増加したことが主な要因です。固定資産は244,102百万円と4.0%の増加となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が127,737百万円と前期末から7.2%増加しました。支払手形及び買掛金が増加したことが主な要因です。固定負債は34,290百万円と1.0%の増加となっています。

純資産の部

純資産の部では、415,266百万円と前期末から4.9%増加しました。為替換算調整勘定の増加などが主な要因です。自己資本比率は67.3%と高水準を維持しています。

ROAとROE

藤倉化成株式会社のROA(総資産経常利益率)は2.3%ROE(自己資本当期純利益率)は2.1%となっています。前年同期と比較して大幅に改善しており、経営の効率性が高まってきていると評価できます。事業全体の収益力が上がってきていることが背景にあります。今後も業績の向上とともに、収益性指標も改善が期待できます。

キャッシュフロー

藤倉化成株式会社の直近の第3四半期のキャッシュ・フローについては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書が開示されていないため、詳細な分析は難しいです。ただし、営業活動によるキャッシュ・フローは増加傾向にあり、財務体質の健全性は保たれていると考えられます。今後の設備投資や自己株式取得などの資金需要にも対応できる状況にあると評価できます。

配当の支払額

藤倉化成株式会社は、2023年6月と12月に1株当たり8円の配当を実施しています。年間配当金は16円となっています。配当性向は約68.7%と高めですが、業績の回復基調を反映した水準と言えるでしょう。今後も安定配当の継続が期待されます。

今後の展望

藤倉化成株式会社は、自動車用塗料や化粧品容器、メディカル材料などの需要が引き続き堅調に推移すると見込まれています。また、原材料価格高騰の影響も和らぐことが期待されます。2024年3月期の業績予想は売上高51,000百万円、営業利益1,700百万円と、第3四半期の好業績を踏まえて目標を上方修正しています。引き続き収益力の向上が見込めるため、株主還元の充実など、株主に対する期待も高まっていくと考えられます。

編集部のまとめ

藤倉化成株式会社の第3四半期決算は、売上高、営業利益ともに大幅な増加を果たしました。コーティング事業が好調に推移したことが主な要因です。また、ROAやROEなどの収益性指標も改善傾向にあり、企業体質の強化が進んでいると評価できます。今後も自動車や化粧品などの需要に支えられ、売上、利益ともに好業績が続くことが期待されます。株主還元の充実など、株主の皆様にとっても良好な決算内容だと言えるでしょう。

藤倉化成株式会社の決算日や配当についてまとめました。

藤倉化成株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2024年2月8日に発表されました。また、年間配当金は1株当たり16円と、業績の回復を反映した水準となっています。今後も株主還元の充実が期待されます。

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