株式会社フォーカスシステムズの第48期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社フォーカスシステムズの2023年12月期第3四半期の決算報告をお届けします。ITサービス業界の中期的な需要は堅調であり、当社では新技術活用や人材確保に積極的に取り組むことで、着実に業績を伸ばしています。特に公共関連事業と民間インフラ事業が好調で、品質管理の強化とコスト管理の徹底により、収益力の向上につなげています。今後も持続的な成長を目指します。

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企業情報

企業名: 株式会社フォーカスシステムズ
証券コード: E04976
決算期: 3月期

株式会社フォーカスシステムズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社フォーカスシステムズの決算期は3月期です。第3四半期決算(2023年12月期)を本日2024年2月13日に発表しました。決算スケジュールとしては、毎年6月に期末決算、2月に第3四半期決算を行っています。

主な事業

株式会社フォーカスシステムズは、公共関連事業エンタープライズ事業広域ソリューション事業イノベーション事業の4つの事業セグメントを展開しています。官公庁やインフラ企業向けのシステム開発・運用保守、企業のIT基盤構築やデジタル化支援などを手掛けており、幅広い分野でITサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期累計期間(2023年4月~12月)の売上高は23,026百万円と前年同期比で7.5%の増収となりました。利益面では、営業利益は1,220百万円経常利益は1,212百万円四半期純利益は824百万円と、それぞれ前年同期から減益となりましたが、公共関連事業と民間インフラ事業が牽引し、全体として堅調な業績を維持しています。

売上・利益の推移

近年の売上高と利益の推移をみると、2022年3月期は29,124百万円の売上高と1,911百万円の経常利益を記録しました。一方、2023年3月期第3四半期は23,026百万円の売上高と1,212百万円の経常利益と、前年同期比で増収ながら減益となっています。これは一部の不採算案件の影響が大きかったためですが、公共関連事業と民間インフラ事業の好調が全体の業績をサポートしています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末(2023年12月31日)の総資産は19,595百万円と前事業年度末から821百万円減少しました。一方、純資産は12,692百万円と前事業年度末から122百万円増加しており、自己資本比率は64.8%と高水準を維持しています。

資産の部

資産の主な内訳は、現金及び預金4,786百万円売掛金及び契約資産6,501百万円投資有価証券3,198百万円などです。前事業年度末に比べ、現金及び預金が754百万円減少した一方で、売掛金及び契約資産が554百万円増加しています。

負債の部

負債の主な内訳は、買掛金600百万円短期借入金180百万円契約負債711百万円などです。前事業年度末に比べ、買掛金が1,459百万円減少したほか、短期借入金が60百万円減少しています。

純資産の部

純資産の主な内訳は、資本金2,905百万円利益剰余金6,421百万円自己株式△342百万円などです。前事業年度末に比べ、利益剰余金が280百万円増加しています。

ROAとROE

当社のROA(総資産利益率)は4.2%ROE(自己資本利益率)は6.5%となっています。ROAは前期から0.5ポイント、ROEは1.6ポイント低下しましたが、いずれも安定した高水準を維持しています。これは、公共関連事業と民間インフラ事業が好調に推移したことに加え、受注案件の採算管理と品質管理の強化により収益性が改善したためです。

キャッシュフロー

当第3四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが350百万円のプラス投資活動によるキャッシュ・フローが△95百万円財務活動によるキャッシュ・フローが△1,009百万円となっています。前年同期と比べ、営業キャッシュ・フローの増加と設備投資の減少により、全体としてはキャッシュポジションが一定程度悪化しているものの、安定した財務基盤を維持できています。

配当の支払額

当社は株主還元の充実を重視しており、2023年6月期の期末配当は1株当たり30円、2023年12月期の中間配当は1株当たり6円と、着実に増配を行っています。今後も持続的な企業成長と株主還元のバランスを取りながら、適切な配当政策を実施していく方針です。

今後の展望

今後の事業環境は、デジタル化やRPA、AI、IoTなどの先端技術活用が一層加速し、ITサービスの需要が増加していくことが見込まれます。当社では、人材の確保と育成、研究開発投資の強化、受注案件の採算管理の徹底などに取り組み、持続的な成長と収益力の向上を目指していきます。また、安定配当の維持と株主還元の強化を通じて、企業価値の最大化を図っていく方針です。

編集部のまとめ

株式会社フォーカスシステムズは、ITサービス業界におけるリーディングカンパニーのひとつとして、公共関連事業やインフラ事業を中心に着実な業績拡大を続けています。デジタル化の進展を背景に、先端技術の活用やスキル人材の獲得、収益管理の強化に取り組むことで、持続的な成長と収益力の向上を目指しています。株主還元の充実も重視しており、堅実な経営と安定した株価を維持していくことが期待されます。

株式会社フォーカスシステムズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社フォーカスシステムズの決算期は3月期で、毎年6月に期末決算、2月に第3四半期決算を行っています。2023年12月期第3四半期の業績は、公共関連事業と民間インフラ事業が好調で、売上高は前年同期比7.5%増の23,026百万円、経常利益は1,212百万円となりました。株主還元では、2023年6月期の期末配当が1株当たり30円、2023年12月期の中間配当が1株当たり6円と着実な増配を行っています。今後も持続的な企業成長と株主還元のバランスを取りながら、業績と株価の向上が期待されます。

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