川崎地質株式会社の第74期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

川崎地質株式会社の2023年12月~2024年5月期の決算報告書をご紹介します。建設コンサルタント業界でトップクラスの成績を収めた川崎地質株式会社。自然災害・インフラ老朽化への対応など、社会インフラに欠かせない技術力を発揮し、着実な業績を上げています。

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企業情報

企業名: 川崎地質株式会社
証券コード: 46730
決算期: 2023年12月1日から2024年11月30日

川崎地質株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

川崎地質株式会社の決算日は11月30日です。四半期決算は2月末、5月末、8月末、11月末に行われます。決算発表は翌月の7月と2月頃に行われます。

主な事業

川崎地質株式会社は、建設工事に関連する地質調査、土質調査を中心に、環境・防災・海洋調査業務等を行っています。また、これらに関連する測量、建設計画、設計等の業務や工事も手がけています。公共部門との取引が多く、国内インフラの維持管理や自然災害対策といった重要な分野で活躍しています。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期連結累計期間の業績は売上高が45億円、営業利益が2億円、経常利益が3億円と前年同期と比べて大幅に増加しました。特に営業利益は77.2%も増加しており、高い収益性を維持しています。

売上・利益の推移

川崎地質株式会社は公共部門との取引が多いため、売上高や利益が第2四半期と第4四半期に集中する季節変動の傾向があります。今期もその傾向が続いており、第2四半期の業績が好調でした。今後も官公庁発注の安定的な業務受注が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

川崎地質株式会社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産は73億円、負債は28億円、純資産は44億円となっています。資産の主な内訳は、受取手形や未収入金などの売掛金系が45%を占めています。

資産の部

資産の主な内訳は、現金・預金が15億円、売掛金などの売掛金系が32億円、未成業務支出金が3億円などとなっています。前期末に比べ、売掛金系が減少し、資産全体も約22億円減少しています。

負債の部

負債の主な内訳は、仕入債務が3億円、短期借入金が3億円、賞与引当金が2億円などとなっています。前期末に比べ、短期借入金が24億円減少し、負債全体も約25億円減少しています。

純資産の部

純資産は44億円と、前期末から2億円増加しています。利益剰余金が29億円と過半を占めており、自己資本比率は60.7%と健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

川崎地質株式会社のROAは5.2%、ROEは4.5%となっています。前年同期と比べROAは0.8ポイント上昇、ROEは1ポイント上昇しており、収益力の向上と効率的な資産運用が進んでいます。建設コンサルタント業界では高い水準の収益性を維持しています。

キャッシュフロー

営業キャッシュフローは22億円の増加となりました。主に売掛金の減少によるものです。投資キャッシュフローは21百万円の減少、財務キャッシュフローは24億円の減少となっています。全体としては、現金・預金が15億円と健全な水準を維持しています。

配当の支払額

川崎地質株式会社は、中間配当として1株当たり25円の配当を実施する予定です。前年同期と同額の配当になります。安定的な配当政策を維持しています。

今後の展望

川崎地質株式会社は、国内インフラの老朽化対策や防災・減災対策等の公共事業の需要が引き続き見込まれることから、安定した業績の維持が期待されます。また、再生可能エネルギー分野での受注拡大にも注力しています。先端技術を駆使した提案力と、経験と実績を活かした強みを生かし、持続的な成長を目指していくものと思われます。

編集部のまとめ

川崎地質株式会社は、インフラ整備や自然災害対策など、社会インフラに不可欠な業務に強みを発揮しています。安定した業績と高い収益性を維持しており、健全な財務基盤も備えています。今後も公共事業の需要が見込まれることから、持続的な成長が期待できる優良企業といえます。

川崎地質株式会社の決算日や配当についてまとめました。

川崎地質株式会社の決算日は11月30日で、四半期決算は2月末、5月末、8月末、11月末に行われます。中間配当は1株当たり25円の予定で、前年同期と同額となっています。公共インフラ業界での確固たる地位を築いており、今後も安定した配当が期待できる企業です。

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