株式会社フジ・メディア・ホールディングスの第83期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの決算報告がAnlyticsサポート室から届きました。メディア事業都市開発・観光事業が好調な業績を維持していることが分かりました。コロナ禍からの回復が顕著で、売上高が6.4%増加し、営業利益も5.2%増加したそうです。今後も安定した業績が期待できそうですね。

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企業情報

企業名: 株式会社フジ・メディア・ホールディングス
証券コード: 4462
決算期: 3月期

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの決算期は3月期で、決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日に行われました。

主な事業

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、メディア・コンテンツ事業都市開発・観光事業を中心に展開しています。メディア・コンテンツ事業では、テレビ放送やコンテンツ制作、デジタル事業などを手掛けています。都市開発・観光事業では、不動産開発やホテル運営などを行っています。これらの事業を通じて、多様なメディアプラットフォームの展開と地域活性化に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は410,051百万円と前年同期比6.4%の増加となりました。営業利益は23,601百万円と5.2%の増益となりました。また、経常利益は28,387百万円で1.6%の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は19,256百万円で7.1%の減益となりました。

売上・利益の推移

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの最近3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は増加傾向にあり、2022年3月期は最高の535,641百万円を記録しました。一方、利益面では、経常利益が2023年3月期に37,180百万円となり、過去最高を更新しました。また、親会社株主に帰属する当期純利益も30,167百万円と好調な水準を維持しています。このように、同社は安定的な業績を上げています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの2023年12月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1,413,935百万円となり、前期末比2.3%の増加となりました。これは主に、投資有価証券の増加土地の増加によるものです。一方、負債は554,716百万円と3.9%の増加となり、長期借入金と社債の増加が要因です。純資産は859,218百万円と1.2%の増加となりました。

資産の部

資産の部では、流動資産が422,228百万円と前期末比1.8%増加しました。これは主に、棚卸資産の増加によるものです。一方、固定資産は991,706百万円と2.5%増加しており、投資有価証券と土地の増加が大きな要因となっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が138,642百万円と前期末比20.7%減少しました。これは主に、短期借入金や未払費用などの減少によるものです。一方、固定負債は416,074百万円と15.9%増加しており、長期借入金と社債の増加が大きな要因となっています。

純資産の部

純資産の部では、859,218百万円と前期末比1.2%の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加した一方で、自己株式の取得により減少したことによるものです。

ROAとROE

株式会社フジ・メディア・ホールディングスのROA(総資産利益率)は2.1%ROE(自己資本利益率)は2.2%となっています。これらの指標は前期から若干低下しているものの、依然として良好な水準を維持しています。今後も安定した業績が期待できることから、企業価値の向上が見込まれます

キャッシュフロー

株式会社フジ・メディア・ホールディングスのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが好調に推移しています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっていますが、これは主に有形固定資産の取得によるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払いなどによりマイナスを計上しています。全体としては、安定したキャッシュ・フローを確保できており、財務基盤の強化が図られています。

配当の支払額

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、株主への配当を重視している企業です。2023年3月期の年間配当金は54円、2024年3月期の中間配当金は24円と高水準の配当を継続しています。今後も安定的な業績と配当の維持が期待できるでしょう。

今後の展望

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、メディア事業と都市開発・観光事業を中心に事業を展開しており、安定した収益基盤を持っています。特に、都市開発・観光事業では旅行需要の回復を背景に好調な業績が続いています。一方、メディア事業では地上波テレビ広告収入の減少が課題となっていますが、配信事業の強化などにより収益力の向上を図っています。今後も事業ポートフォリオの最適化と新たな成長機会の創出に取り組み、企業価値の向上を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社フジ・メディア・ホールディングスは、メディア事業と都市開発・観光事業を中心に堅調な業績を維持しています。売上高と営業利益は増加し、財務基盤も強化されています。また、高水準の配当も株主への還元に努めています。今後も事業の多角化と成長戦略の推進により、企業価値の向上が期待できるでしょう。コロナ禍からの回復基調も明確で、同社の中長期的な成長が期待されます。

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社フジ・メディア・ホールディングスの決算期は3月期で、決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日に行われ、売上高は前年同期比6.4%増加、営業利益は5.2%増加と好調な業績を維持しました。また、2023年3月期の年間配当金は54円、2024年3月期の中間配当金は24円と高水準の配当を継続しています。今後も安定した業績と株主還元が期待できる企業といえるでしょう。

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