リゾートトラスト株式会社の第51期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度のリゾートトラスト株式会社(証券コード46810)の決算報告をお伝えします。全体として好調な業績を記録しており、主力事業の会員権販売が引き続き好調に推移し、増収増益を達成しました。ホテルや医療など各事業がしっかりと成果を上げている様子が窺えますね。これからも顧客ニーズにあった魅力的な商品を開発し、さらなる成長を遂げていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: リゾートトラスト株式会社
証券コード: 46810
決算期: 2024年3月期

リゾートトラスト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

リゾートトラストは3月決算企業で、通期決算は毎年3月末に行われます。今回の四半期決算は、2023年4月1日から2023年12月31日までの第3四半期の業績となります。

主な事業

リゾートトラストは、会員制リゾートホテルの運営やメディカル事業など、健康・余暇分野を中心に事業を展開する企業です。リゾートホテルやメディカルサービスなどの会員権販売が主力事業で、そのほかにも不動産賃貸などの事業を手がけています。中長期的な会員の獲得と、既存会員の囲い込みを通じて、ユーザーとの長期的な関係構築を目指しています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は増収増益を達成しました。売上高は前年同期比5.6%増の1,358億円、営業利益は16.0%増の128億円となりました。主力のホテルや医療の会員権販売が好調に推移したことで、収益性も向上しています。

売上・利益の推移

直近3期の業績をみると、売上高、営業利益、経常利益はいずれも増加傾向にあります。2022年3月期第3四半期では、一過性の特別利益もあって純利益が大幅に増加しましたが、今期は特別利益がなくその分減益となっています。ただ、「評価営業利益」という実力値指標では大幅な増益となっており、着実な企業成長が続いています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は4,646億円と、前期末比5.6%の増加となりました。これは主に、会員権販売に関連した営業貸付金の減少と割賦売掛金の増加によるものです。一方、負債は3,355億円と6.1%増加しており、未開業物件のホテル会員権販売が増加したことに伴う前受金の増加などが主な要因です。

資産の部

総資産の増加は会員権販売に伴う営業貸付金の減少と割賦売掛金の増加が主因です。また、会員制ホテルの建設に伴う仕掛販売用不動産と建設仮勘定が増加しています。これらは今後の会員権販売の増加や新ホテルの開業により収益につながることが期待されます。

負債の部

負債の増加は未開業の会員制ホテルの会員権販売に伴う前受金の増加が主な要因です。一方で、長期借入金は減少しており、財務体質の改善が進んでいると評価できます。

純資産の部

純資産は1,290億円と、前期末比4.2%増加しています。利益剰余金が増加したことが主な要因です。この結果、自己資本比率は26.4%と、一定の財務基盤を維持できている水準にあります。

ROAとROE

ROAは前期末の6.1%から当第3四半期末で5.6%に低下していますが、これは主に総資産の増加により低下したものです。一方、ROEは11.5%と高水準を維持しており、自己資本の効率的な運用を実現できていることがうかがえます。今後も高収益体質を維持し、ROE向上に向けた取り組みが期待されます。

キャッシュフロー

連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、第3四半期の詳細は不明ですが、通期では営業活動によるキャッシュ・フローが安定的に確保されていることがうかがえます。設備投資などの investing CFはマイナスとなっていますが、財務CFではプラスを確保することで、全体としては堅実なキャッシュマネジメントが行われていると評価できます。

配当の支払額

当期の第2四半期末に1株25円の中間配当を実施しました。また、第3四半期末にも同額の配当を実施しており、年間配当金は50円を予定しています。業績好調に伴い、株主への還元も積極的に行われているといえるでしょう。

今後の展望

リゾートトラストは中期経営計画を新たに策定しており、社会的価値と経済的価値の両立を目指す方針を示しています。ホテルや医療などの主力事業を強化するとともに、新たな事業領域への展開も視野に入れており、持続的な成長が期待されます。サステナビリティの観点にも配慮しつつ、企業価値の向上に取り組んでいく姿勢が窺えます。

編集部のまとめ

リゾートトラストの今回の決算は、主力事業の好調が支えとなり、増収増益を達成したと評価できます。ホテルや医療の会員権販売が引き続き好調で、収益性の高い事業構造を維持できている様子が窺えます。今後も中期的な視点でサステナブルな成長を目指していく方針で、株主還元も適切に行われている点も高く評価できるでしょう。

リゾートトラスト株式会社の決算日や配当についてまとめました。

リゾートトラストは3月決算の企業で、第3四半期の業績も堅調でした。年間配当は50円を予定しており、株主への利益還元も積極的に行われていることが分かりました。今後も健康・余暇分野での事業拡大を進め、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

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