株式会社トーセの第45期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社トーセの最新の四半期決算報告書から、同社の業績と将来の展望をご紹介します。魅力的な内容の前四半期決算となっているトーセの企業情報と決算内容をご覧ください。

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企業情報

企業名: 株式会社トーセ
証券コード: 47280
決算期: 2023年8月期

株式会社トーセの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社トーセは8月決算企業です。毎年11月下旬に第1四半期決算を発表しています。

主な事業

トーセは、デジタルエンタテインメント事業を中心とする総合ソフトウェア開発会社です。ゲームソフトウェアの開発やスマートフォン向けのモバイルコンテンツの開発などを手掛けています。また、家庭用カラオケ楽曲配信事業やSI事業にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の連結業績は、売上高が9億36百万円と前年同期に比べて大きく減少しました。受注案件の割合が開発初期の案件が多かったことから収益が下がり、営業損失は2億12百万円となりました。第2四半期以降の収益回復に期待が寄せられています。

売上・利益の推移

トーセの直近の連結業績を見ると、2022年8月期の売上高が57億83百万円、営業利益が5億31百万円と好調でした。しかし、当第1四半期は収益が悪化したため、今後の業績回復が注目されています。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期末の連結貸借対照表では、総資産が73億32百万円、負債が10億15百万円、純資産が63億16百万円となっています。前期末に比べて、総資産と純資産が減少しましたが、依然として健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が22億90百万円、売掛金及び契約資産が13億91百万円となっています。前期末に比べて、現金及び預金が減少しましたが、売掛金及び契約資産が増加しています。

負債の部

負債の部では、買掛金が54百万円、未払金が5億3百万円となっています。前期末から大きな変動はなく、短期の支払債務が中心となっています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が9億67百万円、資本剰余金が13億13百万円、利益剰余金が40億26百万円となっています。前期末から利益剰余金が減少しましたが、依然として高い自己資本比率を維持しています。

ROAとROE

トーセのROA(総資産経常利益率)は7.0%、ROE(自己資本利益率)は7.7%となっています。前期に比べれば低下しているものの、依然として高水準を維持しており、収益性の高い企業であるということができます。今後の業績回復に期待が高まっています。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローでは、営業活動によりキャッシュを獲得している一方で、投資活動と財務活動によりキャッシュが減少しました。今後の事業展開に必要な設備投資などに充てられると考えられます。

配当の支払額

株主への利益還元として、トーセは年間12.50円の配当を実施しています。前期の配当性向は19.0%と、株主重視の経営が伺えます。今後も安定的な配当を維持していくと期待されます。

今後の展望

トーセは、デジタルエンタテインメント分野での大型案件の開発に注力しています。当面は開発初期段階の案件が多いため、業績は低迷が続く可能性がありますが、中長期的には大型案件の本格化により業績回復が期待できるでしょう。また、カラオケ事業や新規分野への展開にも注力しており、事業の多角化を図っていくとしています。

編集部のまとめ

トーセは、人気ゲームソフトの開発を中心に事業を展開する企業です。当第1四半期は減収減益となりましたが、中長期的には大型案件の本格化が見込まれ、収益回復が期待できる企業といえます。また、財務体質が健全で、株主への配当も安定的に実施していることから、投資判断上も注目の企業と言えるでしょう。

株式会社トーセの決算日や配当についてまとめました。

株式会社トーセは8月決算企業で、第1四半期決算を11月下旬に発表しています。配当については、年間12.50円を維持しており、株主重視の経営が評価できます。今後の業績回復に期待がかかっている企業です。

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