株式会社アルファの第42期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社アルファの2023年8月期第1四半期決算が公表されましたので、その内容を詳しく解説していきます。アルファは広告等の販売促進用品の企画・製作および販売を手掛ける会社で、東京証券取引所スタンダード市場に上場しています。

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企業情報

企業名: 株式会社アルファ
証券コード: E05083
決算期: 8月期

株式会社アルファの決算日・決算時期(スケジュール)は?

アルファの決算は年1回の8月決算となっています。また、第1四半期は9月~11月が対象期間となっています。

主な事業

アルファは、企業のノベルティグッズやPOP広告物などの販促用品の企画・製作を手掛け、メーカーや小売店などに販売しています。主力商品には「ポップギャラリー」というオリジナル商品ブランドがあり、消費者キャンペーンにも活用されています。また、企業のコンセプト・デザインから販促物の製作・販売までを総合的にサポートする「別注製品」や、企業の販促活動を支援するサービス「役務サービス」なども展開しています。

今期の業績と利益率は?

アルファの2023年8月期第1四半期は、前年同期比17.2%増の1,707百万円の売上高を計上しました。営業利益は33百万円の損失から91百万円の利益に大幅に改善しており、経常利益率は5.2%と堅調な業績となっています。

売上・利益の推移

アルファの売上高は、2022年8月期は5,379百万円と前期から7.7%の増収となりました。一方で営業損失は307百万円となり、2020年8月期から4期連続の赤字となっています。しかし、今回の第1四半期では大幅な業績改善が見られており、今後の業績回復に期待が高まっています。

四半期連結貸借対照表について

アルファの2023年11月末時点の総資産は4,226百万円となっています。前期末から429百万円増加しており、流動資産が2,762百万円と大きく増加しているのが特徴です。一方、固定資産は1,463百万円と微減しています。

資産の部

流動資産では現金及び預金が1,041百万円、受取手形・売掛金等が1,165百万円となっています。固定資産では、有形固定資産が758百万円、投資その他の資産が693百万円となっています。

負債の部

流動負債は2,484百万円で、支払手形・買掛金が547百万円、短期借入金が1,120百万円となっています。固定負債は701百万円で、長期借入金が552百万円となっています。

純資産の部

純資産は1,040百万円となっており、自己資本比率は24.6%となっています。利益剰余金は82百万円と前期末から大幅に増加しています。

ROAとROE

アルファのROA(総資産利益率)は直近では▲10.4%となっていますが、この第1四半期では年換算で4.2%まで改善しています。一方でROE(自己資本利益率)も▲40.2%から8.4%まで改善しており、収益性の向上が見られます。今後の業績回復に期待が高まっています。

キャッシュフロー

アルファの営業キャッシュフローは前年同期比で大幅に改善しています。一方で投資やファイナンス活動で支出が発生しているため、現金及び現金同等物は前期末から80百万円増加の1,041百万円となっています。今後の業績回復に伴い、キャッシュポジションの改善も期待されます。

配当の支払額

アルファは2022年11月に1株当たり30円の期末配当を行っています。ただし、2023年8月期以降の配当については未定となっています。今後の業績動向を見ながら検討されるものと思われます。

今後の展望

アルファは、ポップギャラリーブランドの販売強化、企画提案力の向上、POPKIT事業の拡大に注力しており、第1四半期の業績改善に結び付いています。引き続き収益性の向上に努めるとともに、財務体質の改善にも注力していく方針です。今後の業績の推移に期待が高まっています。

編集部のまとめ

アルファは2020年8月期以降4期連続の営業赤字を計上していましたが、第1四半期では大幅な業績改善を果たしました。売上高、営業利益、経常利益ともに増加しており、収益性の向上が見られます。財務体質の改善にも取り組む姿勢が窺えます。引き続き企業の販促需要を取り込むことで、アルファの業績が回復していくことを期待できそうです。

株式会社アルファの決算日や配当についてまとめました。

アルファの決算は8月決算で、第1四半期は9月~11月が対象期間となっています。2022年11月に1株当たり30円の期末配当を実施しましたが、今後の配当については未定とされています。今後の業績動向を注視する必要がありますが、第1四半期の業績改善を受けて、アルファの今後の展開に期待が高まっています。

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