株式会社アルファの最新決算がついに公開されました!2024年2月期第2四半期の決算報告によると、同社の業績は順調に推移しているようです。一時的な落ち込みもあったものの、売上高、利益ともにしっかりと回復基調にあります。今後の成長にも期待が高まりそうですね。
企業情報
企業名: 株式会社アルファ
証券コード: 47600
決算期: 2024年8月期
株式会社アルファの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社アルファの決算日は8月31日です。第2四半期決算は2024年2月29日に行われました。
主な事業
株式会社アルファは、広告等販売促進用品の企画・製作及び販売を主な事業としています。ポップギャラリー製商品、別注製品、役務サービスの3つの事業を展開しており、主に企業のノベルティや販促ツールの提供を行っています。消費者向けのオンラインショップ「POP GALLERY」の運営なども手掛けています。
今期の業績と利益率は?
今期第2四半期の業績は、売上高3,199百万円、経常利益118百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益122百万円と、前年同期に比べ大幅に改善しています。特に経常利益と純利益が黒字に転換したことが注目されます。利益率も上昇傾向にあり、収益力の向上が見られます。
売上・利益の推移
過去2期の売上高は5,379百万円(2023年8月期)、3,199百万円(2024年2月期第2四半期)と、一時的な落ち込みがありました。一方、経常利益は-307百万円(2023年8月期)、118百万円(2024年2月期第2四半期)と大幅に改善しており、収益性の向上が図られています。今後、この回復基調が持続することが期待されます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社アルファの最新の四半期連結貸借対照表を見ると、資産が3,998百万円、負債が2,965百万円、純資産が1,033百万円となっています。前期末と比べ、資産と負債がともに増加し、純資産も54百万円増加しています。財務体質の改善が進んでいることがわかります。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が1,099百万円、受取手形・売掛金が1,000百万円となっています。前期末に比べ、現金が増加し、売上債権も増加しています。また、有形固定資産が760百万円と安定した資産構成となっています。
負債の部
負債の部では、短期借入金が1,170百万円、支払手形・買掛金が420百万円となっています。前期末から短期借入金が200百万円増加しており、運転資金の確保が進んでいます。一方で、長期借入金は減少傾向にあります。
純資産の部
純資産の部では、資本金が100百万円、資本剰余金が723百万円、利益剰余金が121百万円となっています。前期末と比べ、資本金が減少しましたが、資本剰余金が増加したことで、純資産は1,033百万円と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
株式会社アルファのROA(総資産利益率)は、前期末の-8.1%から、今期第2四半期末には3.1%まで改善しています。また、ROE(自己資本利益率)も、前期末の-40.2%から、11.8%まで上昇しました。収益性の向上と財務体質の改善により、企業価値の向上が期待できます。
キャッシュフロー
株式会社アルファのキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは28百万円の収入となっています。定期預金の減少による投資活動によるキャッシュフローの182百万円の収入や、短期借入金の増加による財務活動によるキャッシュフローの76百万円の収入も寄与し、現金及び現金同等物は前期末比287百万円増加して708百万円となりました。資金繰りの改善が進んでいます。
配当の支払額
第2四半期連結累計期間においては、株式会社アルファは配当を行っていません。前期は1株当たり30円の配当を実施しましたが、今期は内部留保の確保に注力しているようです。今後の業績動向を見ながら、適切な時期に配当再開が期待されます。
今後の展望
株式会社アルファは、ポップギャラリー製商品のオンラインショップ強化やメーカー・小売業とのタイアップ企画の受注拡大、POPKIT事業の拡大に注力しています。新型コロナの影響からの回復や、販促需要の取り込みに期待がかかっており、今後の業績改善が期待されます。また、資金繰りの安定化も図られており、企業価値の向上につながることが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社アルファの決算は、売上高、利益ともに回復基調にあり、収益性の改善が見られます。財務体質の強化にも取り組み、将来の成長に向けた基盤が整いつつあります。今後は、オンラインショップの強化やノベルティ需要の取り込み、新たな事業展開などにより、さらなる業績拡大が期待されます。同社の今後の動向にも注目していきたいですね。
株式会社アルファの決算日や配当についてまとめました。
株式会社アルファの決算日は8月31日で、第2四半期決算は2024年2月29日に行われました。直近の2024年2月期第2四半期の業績は、売上高、利益ともに大幅に改善しています。一方で、配当は実施していないものの、今後の業績動向を踏まえて再開が期待されます。同社の収益性向上と財務基盤の強化に注目しながら、今後の更なる成長に期待したいと思います。