株式会社アルファの第42期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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株式会社アルファの2024年5月期第3四半期決算が発表されました。同社は広告等販売促進用品の企画・製作及び販売等を行う企業で、東京証券取引所に上場しています。前年同期と比べて売上高は4,681百万円と15.3%増加し、営業利益は125百万円、経常利益は119百万円と大幅な改善となりました。販促製品・サービスを組み込んだ積極的な企画提案が奏功し、収益性が向上した模様です。

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企業情報

企業名: 株式会社アルファ
証券コード: 47600
決算期: 8月31日

株式会社アルファの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社アルファの決算期は8月31日です。第3四半期会計期間は2023年9月1日から2024年5月31日までの期間となります。

主な事業

株式会社アルファは、広告等販売促進用品の企画・製作及び販売等を行う企業です。ポップギャラリー製商品、別注製品、役務サービスの3つの事業セグメントで構成されています。ポップギャラリー製商品では自社ブランド商品の企画・製造・販売を行っており、別注製品では企業のクローズドキャンペーンなどの販促施策を受注しています。また、役務サービスでは販促用POPUP設置サービスや企画提案・デザイン制作、SNSを活用したキャンペーン運営などを手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高4,681百万円(前年同期比15.3%増)、営業利益125百万円(前年同期は234百万円の営業損失)、経常利益119百万円(前年同期は210百万円の経常損失)と大幅に改善しました。販促製品・サービスの付加価値を高める取り組みが利益率の向上につながっています。

売上・利益の推移

直近の第3四半期連結累計期間では、売上高、営業利益、経常利益ともに増加傾向にあります。特に、企業の販促施策の受注増加や個人向けサービスの拡大などが奏功し、収益性が改善されています。今後も増収増益を持続させるべく、積極的な提案営業とサービスの拡充に注力していくことが期待されます。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産3,841百万円、負債2,803百万円、純資産1,038百万円となっています。前連結会計年度末に比べ、流動資産が増加し、固定資産が減少しているほか、有利子負債が減少するなど、財務体質の改善が進んでいます。

資産の部

流動資産は2,554百万円で、前連結会計年度末比236百万円増加しました。現金及び預金が増加したことなどが要因です。一方、固定資産は1,287百万円と191百万円減少しており、有形固定資産が減少しています。

負債の部

流動負債は2,072百万円と15百万円増加し、固定負債は731百万円と28百万円減少しています。有利子負債は全体として122百万円減少しました。

純資産の部

純資産は1,038百万円と前連結会計年度末比58百万円増加しました。資本金の減資や利益剰余金の増加などにより、自己資本比率は27.0%となっています。

ROAとROE

ROAは前年同期の△6.4%から当期3.1%に、ROEは前年同期の△27.8%から当期16.4%に改善しています。営業利益の増加に加え、資産効率の向上や財務体質の改善が進んでいることが好影響を与えています。今後も収益性の向上と資産効率の改善により、ROA、ROEともに上昇傾向が続くことが期待されます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが152百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが13百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが172百万円のマイナスとなっています。運転資金の回転が良好で、設備投資も抑制されていることから、全体としてキャッシュ・ポジションは改善傾向にあると言えます。

配当の支払額

当第3四半期連結累計期間において、株式会社アルファは配当を行っていません。前期は1株当たり30円の配当を実施しましたが、今期は業績回復途上であることから、内部留保の確保に注力することで合意したものと推察されます。今後の業績動向に応じて、株主還元策も含めた検討が期待されます。

今後の展望

株式会社アルファは、経営改善に向けた諸施策を着実に実行し、業績の回復傾向を維持・加速することが課題となっています。「ポップギャラリー」オンラインショップの活用やクローズドキャンペーンの受注強化、POPKIT販売の拡大などに注力し、さらなる収益力の向上と財務体質の改善を目指していきます。中長期的には、企業の販促需要を効果的に取り込んでいくことで、持続的な成長を実現していくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社アルファの2024年5月期第3四半期の業績は、前年同期に比べ大幅な改善となりました。販促製品・サービスの付加価値を高める取り組みが奏功し、収益性が向上しています。また、財務体質の改善も進んでおり、ROA、ROEも改善傾向にあります。今後も企業の販促需要を効果的に取り込み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社アルファの決算日や配当についてまとめました。

株式会社アルファの決算期は8月31日で、直近では2024年5月期第3四半期の決算を発表しました。同社は前期1株当たり30円の配当を実施しましたが、今期は業績回復途上であることから、配当は見送られています。今後の業績動向に応じて、株主還元策も含めた検討が期待されます。

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