株式会社テー・オー・ダブリューの最新の決算が発表されました。業績は好調で、前年同期と比較して売上高が49.6%増加するなど、堅調に推移しています。 イベントやプロモーションなどの主力事業の回復が業績に寄与した模様です。今後もこのようなペースで成長していくことが期待されます。
企業情報
企業名: 株式会社テー・オー・ダブリュー
証券コード: 47670
決算期: 2023年6月30日
株式会社テー・オー・ダブリューの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社テー・オー・ダブリューの決算は年2回(中間・期末)行われており、中間決算は12月31日、期末決算は6月30日となっています。
主な事業
株式会社テー・オー・ダブリューは「イベントデザイン」「プロモーション戦略」「広告・マーケティング」など、企業のマーケティング活動を幅広くサポートしています。企業の新商品やサービスのプロモーション企画や実施、ブランディングなど、多岐にわたる分野でサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が95億63百万円(前年同期比49.6%増)、経常利益が13億48百万円(前年同期比98.9%増)と大幅な増収増益となりました。利益率も伸びており、売上高経常利益率は14.1%と好調な数値を示しています。
売上・利益の推移
直近3期の業績を見ると、売上高は増加傾向にあり、前期の117億74百万円から当期は95億63百万円と大幅に伸びています。経常利益も前期の8億8百万円から当期は13億48百万円と、2期連続で増益を果たしています。業績は順調に推移しているといえるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は141億45百万円となっています。前期末比29億51百万円の増加となっています。
資産の部
流動資産は125億67百万円と大幅に増加しており、現金及び預金が13億30百万円増加し、71億11百万円となっています。一方、固定資産は15億78百万円と若干減少しています。
負債の部
負債合計は51億06百万円で、前期末比23億43百万円増加しています。流動負債が23億41百万円増加し、47億06百万円となっています。これは主に買掛金の増加によるものです。
純資産の部
純資産は90億39百万円と前期末比6億12百万円増加しています。利益剰余金が6億03百万円増加したことが主な要因です。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は9.5%、ROE(自己資本当期純利益率)は10.0%となっており、両指標とも高水準を維持しています。これは業績の好調さを裏付けるものといえるでしょう。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフローは17億32百万円の収入となり、前年同期の9億98百万円の支出から大幅な改善となりました。投資活動によるキャッシュフローは8百万円の支出、財務活動によるキャッシュフローは3億94百万円の支出となっています。この結果、現金及び現金同等物は71億11百万円と、前期末比13億30百万円の増加となりました。
配当の支払額
期末配当金は1株当たり7.2円、中間配当金は1株当たり7円となっています。この結果、年間配当金は1株当たり14.2円の見込みです。
今後の展望
株式会社テー・オー・ダブリューは、リアルイベントの回復や大型展示会の開催などにより、売上高やコストコントロールも良好に推移しています。今後も経営環境の変化に柔軟に対応しながら、業績の伸長を目指していくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社テー・オー・ダブリューの決算は、売上高、利益ともに大幅な増加となり、業績は順調に推移しています。現金預金も71億円と手元流動性も高く、安定性も高いと言えるでしょう。今後も変化する経営環境に適応しながら、さらなる成長が期待されます。
株式会社テー・オー・ダブリューの決算日や配当についてまとめました。
株式会社テー・オー・ダブリューの決算は年2回(中間・期末)行われており、中間決算は12月31日、期末決算は6月30日となっています。配当金は年間合計で1株当たり14.2円の見込みで、安定した配当を実施しています。同社は今後も着実な成長を遂げることが期待されます。