株式会社 大塚商会の第64期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社大塚商会の決算報告書が発表されました。売上高は過去最高の2,666億64百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は116億79百万円と増収増益でした。デジタル化への取り組みが好調に推移し、ITニーズの強さが感じられる決算内容となっています。

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企業情報

企業名: 株式会社 大塚商会
証券コード: E05099
決算期: 2024年度第1四半期(2024年1月1日~2024年3月31日)

株式会社 大塚商会の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社大塚商会の決算日は12月31日です。2024年度第1四半期(2024年1月1日~2024年3月31日)の決算報告書が2024年5月13日に発表されました。

主な事業

株式会社大塚商会はITソリューションを提供する会社です。システムインテグレーション事業では、コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供しています。また、サービス&サポート事業では、サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービス等により導入システムや企業活動をトータルにサポートしています。

今期の業績と利益率は?

2024年度第1四半期の売上高は2,666億64百万円と前年同期比9.9%の増収となりました。利益面でも、営業利益は172億42百万円経常利益は176億41百万円親会社株主に帰属する四半期純利益は116億79百万円となり、いずれも過去最高を更新しています。堅調なIT投資需要を捉えた結果、売上高の増加に伴う売上総利益の増加により利益も増加しました。

売上・利益の推移

株式会社大塚商会は過去5年ほど、着実に売上高と利益を伸ばしてきました。2023年度通期では売上高が977,370百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が48,066百万円と、好調な業績を示しています。今期第1四半期もその流れを維持し、過去最高の数値を記録しました。今後もデジタル化への取り組みが順調に進めば、さらなる業績拡大が期待できそうです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社大塚商会の2024年度第1四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は5,903億58百万円となっています。前期末と比べて285億52百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、「受取手形、売掛金及び契約資産」が187,511百万円と大きな割合を占めています。商品や原材料なども堅調に推移しており、全体としても前期末から大きく増加しています。

負債の部

負債の部では、「支払手形及び買掛金」が144,437百万円と大半を占めています。全体として前期末より422億76百万円増加しています。

純資産の部

純資産の部は、前期末から137億23百万円減少し3,332億27百万円となっています。自己資本比率は55.8%で、健全な財務体質を維持しています。

ROAとROE

株式会社大塚商会のROA(総資産経常利益率)は3.0%、ROE(自己資本利益率)は4.4%となっています。前年同期と比べるとROAは横ばい、ROEは若干の増加となっています。これは経常利益の増加と株主資本の増加により、収益性と資本効率が向上したためです。今後もさらなる成長が期待できそうです。

キャッシュフロー

当第1四半期連結会計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは262億79百万円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは24億円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは257億93百万円の支出となっています。全体としては19億13百万円の減少となり、期末時点の現金及び現金同等物は2,277億1百万円となりました。

配当の支払額

株式会社大塚商会は2024年3月27日開催の定時株主総会において、1株当たり135円の期末配当を支払うことを決議しました。前年同期に比べ10円の増配となっています。安定配当の維持に加え、株主還元の強化にも力を入れています。

今後の展望

株式会社大塚商会は「お客様に寄り添い、DXでお客様と共に成長する」をスローガンに掲げ、デジタル化の支援に力を入れています。AI活用やオフィスのDX化など、顧客のニーズに合わせた最適なソリューションを提案していくことで、さらなる業績拡大が期待できます。また、中長期的にはサービス&サポート事業のストックビジネスの強化にも注力しており、企業価値向上に向けて着実に歩んでいます。

編集部のまとめ

株式会社大塚商会の決算は、売上高、各利益ともに過去最高となり、堅調な業績を示しました。IT投資需要の高まりを捉えたことで、システムインテグレーション事業やサービス&サポート事業が好調に推移し、収益力が高まりました。今後もDXの支援を通じた成長が期待できそうです。また、財務体質も健全で、株主還元も強化されていることから、同社の将来性は明るいと言えるでしょう。

株式会社 大塚商会の決算日や配当についてまとめました。

株式会社大塚商会の決算日は12月31日で、2024年度第1四半期(2024年1月1日~2024年3月31日)の決算報告書が2024年5月13日に発表されました。また、同社は2024年3月27日開催の定時株主総会において、1株当たり135円の期末配当を支払うことを決議しました。株主還元の強化にも力を入れていることがわかります。

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