株式会社電通総研の第50期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社電通総研の2024年第1四半期の決算報告を見ると、好調な業績が伺えます。売上高は前年同期比106.7%37,099百万円と大幅に増加。営業利益も101.4%5,757百万円と着実に伸長しています。中期経営計画「X(Cross) Innovation 2024」の最終年度にあたり、企業のデジタル投資意欲の高まりやシステムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクを兼ね備えた同社の強みが発揮された結果といえそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社電通総研
証券コード: E05147
決算期: 12月

株式会社電通総研の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社電通総研の決算日は12月31日で、四半期決算は3月31日、6月30日、9月30日、12月31日の年4回行っています。決算発表は2月下旬、5月中旬、8月中旬、11月中旬に行われます。

主な事業

株式会社電通総研は、金融、ビジネス、製造、コミュニケーションIT分野において、システムインテグレーション、コンサルティング、シンクタンクの機能を有する「社会進化実装」企業です。企業の経営課題解決に向けて、デジタル技術を駆使したITソリューションの提供を行っています。主力製品には、会計・人事領域の「POSITIVE」、製造業向けの「Teamcenter」などがあります。

今期の業績と利益率は?

2024年第1四半期の業績は、売上高37,099百万円営業利益5,757百万円営業利益率15.5%と前年同期比で増収増益を実現しています。金融ソリューション、製造ソリューション分野が伸長し、デジタル投資の活性化を背景に好調な業績となりました。

売上・利益の推移

2023年第1四半期と比べ、売上高は106.7%の37,099百万円、営業利益は101.4%の5,757百万円と増加しています。最終年度を迎えた中期経営計画「X(Cross) Innovation 2024」の着実な進捗が伺えます。同社の強みであるデジタル技術を活かしたITソリューションが順調に拡大していることが業績に反映されています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社電通総研の2024年3月31日時点の四半期連結貸借対照表は、総資産が134,657百万円、負債が51,059百万円、純資産が83,597百万円となっています。前期末から総資産は1,324百万円増加、負債は697百万円増加、純資産は625百万円増加しています。増収効果や利益の積み上がりにより、財務体質が強化されています。

資産の部

流動資産は115,034百万円と前期末から221百万円増加しました。売上債権の回収や前渡金の増加などにより現金・預金が増加しています。固定資産は19,622百万円と1,102百万円増加しており、繰延税金資産の増加が主な要因です。

負債の部

流動負債は48,254百万円と632百万円増加しています。仕入債務の増加などが主因です。固定負債は2,805百万円と66百万円増加しました。

純資産の部

純資産は83,597百万円となり、前期末比625百万円増加しました。利益剰余金の積み上がりにより、株主資本が増強されています。

ROAとROE

ROAは前年同期の4.3%から4.2%に、ROEは前年同期の5.9%から5.9%と横ばいで推移しています。利益が増加傾向にあるものの、総資産や自己資本も増加したことが影響しています。今後も業績拡大を背景に、収益性指標の改善が期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期では、営業活動によるキャッシュ・フローが6,236百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが△1,333百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが△7,342百万円の支出となりました。自社サービスの伸長に伴う前渡金の増加などにより、営業キャッシュ・フローは堅調に推移しています。

配当の支払額

株式会社電通総研は株主還元を重視しており、2024年3月に1株当たり56円の期末配当を実施しました。前期と比べ11円増加しています。今後も業績に応じた配当を実施していく方針です。

今後の展望

株式会社電通総研は、2024年1月に「株式会社電通国際情報サービス」から「株式会社電通総研」への社名変更を行い、事業機能の拡充を推進しています。中期経営計画「X(Cross) Innovation 2024」の最終年度に当たる2024年は、新たな企業ブランドと事業機能を最大限に生かし、業績予想および定量目標の達成を目指します。また、次期中期経営計画を策定し、成長への新たなステージを切り開いていく考えです。

編集部のまとめ

株式会社電通総研の2024年第1四半期決算は、売上高、営業利益ともに前年同期を上回り、好調な業績を示しました。金融、製造分野を中心にデジタル投資の活発化が追い風となり、中期経営計画の最終年度の目標達成に向けて順調に推移しているようです。また、企業名称変更と事業機能拡充により、より付加価値の高いサービスの提供を目指す同社の戦略にも注目が集まります。今後の更なる成長が期待されます。

株式会社電通総研の決算日や配当についてまとめました。

株式会社電通総研の決算日は12月31日で、四半期決算は年4回行われています。また、2024年3月には1株当たり56円の期末配当を実施しており、前期より11円増加しています。今後も業績に応じた株主還元を行っていく方針のようです。

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