東映アニメーション株式会社の第86期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東映アニメーション株式会社の直近の決算報告が公開されました。アニメーション制作大手のこの企業は、人気作品「ワンピース」「ドラゴンボール」など、数多くのヒット作品を生み出してきました。今期も売上高671億円、営業利益177億円と、堅調な業績を収めています。今後も人気作品シリーズの安定収益が見込まれ、さらにコンテンツの活用やキャラクターグッズの販売などで収益の拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: 東映アニメーション株式会社
証券コード: 48160
決算期: 2023年3月期

東映アニメーション株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東映アニメーション株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算の今回の報告書は2023年12月31日までの期間の業績となっています。

主な事業

東映アニメーション株式会社は、アニメーション作品の制作・販売を行うアニメ制作会社です。 主力事業は劇場アニメ、テレビアニメの制作と販売、そして国内外でのキャラクター商品化権の販売などです。人気作品「ワンピース」「ドラゴンボール」「プリキュア」シリーズなど、多数のヒット作品を生み出してきた実績を持つ、日本を代表するアニメーション会社の1社です。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高671億円、営業利益177億円と好調に推移しています。 特に、「ワンピース」「ドラゴンボール」などの人気作品の収益が安定的に貢献しており、営業利益率は26.5%と高い水準を維持しています。コンテンツ資産を活かしたキャラクターグッズ販売などの取り組みも順調に進んでいます。

売上・利益の推移

過去3年の業績を見ると、売上高は875億円、880億円、671億円と推移しています。一方、営業利益は298億円、218億円、177億円と前年同期から減少しましたが、依然として高い収益性を維持しています。人気作品の安定的な収益基盤と、新作の投入により、中長期的にも売上・利益の成長が期待できる企業といえます。

四半期連結貸借対照表について

東映アニメーション株式会社の直近の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計1,531億円、負債合計278億円、純資産1,253億円となっています。 資産の増加は主に現金及び預金の積み上がりによるものです。一方、負債は前期末から22.8%減少しており、財務体質が一層強化されています。

資産の部

資産の部では、流動資産が1,146億円と全体の75%を占めています。特に現金及び預金が723億円と大きく、手元流動性が高い状態にあります。また、仕掛品が86億円と、アニメ制作のための制作中の在庫資産も保有しています。

負債の部

負債の部では、流動負債が261億円となっています。支払手形及び買掛金が186億円と主要な項目ですが、前期末から41億円の減少がみられ、財務体質の改善が進んでいます。

純資産の部

純資産の部は1,253億円と、総資産の81.8%を占めています。利益剰余金が1,115億円と大部分を占めており、内部留保が潤沢であることが分かります。自己資本比率も81.8%と極めて高水準を維持しています。

ROAとROE

東映アニメーション株式会社のROA(総資本利益率)は7.1%ROE(自己資本利益率)は11.5%となっています。 ROAは前期から2.5ポイント低下していますが、ROEは前期比0.7ポイント増加しており、資本効率の改善が進んでいます。 高い収益力と財務の健全性を背景に、株主還元にも積極的に取り組んでいます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは188億円の増加となり、前年同期に比べて42億円増加しました。 一方、投資活動によるキャッシュフローは8億円の減少となっています。 財務活動では63億円の減少となっており、配当金の支払いなどが主な要因です。全体としては54億円の増加となり、手元流動性が強化されています。

配当の支払額

東映アニメーション株式会社は、1株当たり配当金が155円となっています。 配当性向は43.5%と高水準を維持しており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。 今後も安定した収益を背景に、株主還元の強化が期待できる企業といえます。

今後の展望

東映アニメーション株式会社は、人気作品の新作展開やコンテンツの多角的な活用に取り組んでいきます。 「ワンピース」「ドラゴンボール」などの主力シリーズの新作アニメや劇場版の投入に加え、キャラクターグッズの販売強化など、収益源の多様化を図っていく方針です。 また、海外市場でのコンテンツ展開の拡大にも注力しており、中長期的な成長が期待できる企業といえます。

編集部のまとめ

東映アニメーション株式会社は、「ワンピース」「ドラゴンボール」など、数多くの人気アニメを生み出してきた日本を代表するアニメーション制作会社です。 直近の決算では、主力作品の安定収益と新作の投入により、高い収益性を維持しています。 今後も新作投入やコンテンツの多角的な活用などで、持続的な成長が期待できる企業といえるでしょう。

東映アニメーション株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東映アニメーション株式会社の決算日は3月31日です。今回の決算は2023年12月31日までの第3四半期決算となっています。また、同社の1株当たり配当金は155円で、配当性向は43.5%と高水準を維持しています。安定した収益基盤と財務体質を背景に、今後も株主還元の強化が期待されます。

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