株式会社ウェザーニューズの最新決算報告が発表されました!
同社は、気象情報を中心としたコンテンツ提供サービスを手掛ける企業で、株式市場でも注目を集めています。
今回の決算では、売上高、利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。
今後の事業展開にも注目が集まっています。
企業情報
企業名: 株式会社ウェザーニューズ
証券コード: 48250
決算期: 2023年6月1日~2024年5月31日
株式会社ウェザーニューズの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ウェザーニューズの決算は年2回実施されており、6月1日から11月30日までの第2四半期と、6月1日から5月31日までの通期決算を発表しています。
今回は、2023年6月1日から2023年11月30日までの第2四半期の決算報告となります。
主な事業
株式会社ウェザーニューズは、気象情報を中心としたコンテンツ提供サービスを展開しています。
主な事業には、航海気象、航空気象、陸上気象、環境気象、スポーツ気象、気候テック、モバイル・インターネット気象、放送気象などがあります。
これらの事業を通じて、企業や個人のお客様に気象情報に関する様々なソリューションを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当社の当第2四半期連結累計期間の売上高は111億5,042万円と、前年同期比で6.3%増加しました。
また、営業利益は12億6,303万円と、前年同期比で0.7%減少しましたが、経常利益は12億8,406万円と、前年同期比で2.0%減少にとどまりました。
この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億1,805万円と、前年同期比で10.4%増加しています。
売上・利益の推移
当社の売上高は、モバイル・インターネット気象事業や航海気象事業が堅調に推移したことから、前年同期比で6.3%増加しました。
一方で、費用面では人件費やIT開発関連費用などが増加したものの、広告投資の抑制などにより、営業利益は前年同期比で0.7%減少にとどまりました。
また、法人税等調整額が大幅に減少したことから、親会社株主に帰属する四半期純利益は10.4%増加しています。
四半期連結貸借対照表について
当社の総資産は210億5,259万円となり、前連結会計年度末に比べて72百万円増加しました。
負債合計額は20億5,817万円と、前連結会計年度末に比べて521百万円減少しました。
純資産合計額は189億9,441万円と、前連結会計年度末に比べて594百万円増加しました。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が125億5,086万円、売掛金が30億5,293万円となっています。
また、契約資産が7億5,204万円を占めています。
負債の部
負債の部では、未払法人税等が3億6,284万円、契約負債が1億1,332万円となっています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が161億8,090万円、自己資本比率が89.8%となっています。
ROAとROE
当社のROA(総資産経常利益率)は6.1%、ROE(自己資本当期純利益率)は5.4%となっています。
これらの指標は、収益性の高さと財務の健全性を示しており、企業価値向上にも寄与しています。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュフローでは、営業活動によるキャッシュ・フローは8億240万円の収入となりました。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは2億2,754万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは6億6,044万円の支出となっています。
この結果、現金及び現金同等物の当第2四半期連結累計期間末残高は125億4,864万円となりました。
配当の支払額
当社は、株主の皆様への利益還元を重視しており、第38期の中間配当は1株当たり60円を予定しています。
この結果、年間配当金は120円/株となる見通しです。
今後の展望
当社は、中期経営計画において「気象コンテンツ・メーカー」を目指しており、SaaS型ビジネスの展開や、AI型運営モデルの構築、BtoBとBtoSのシナジー創出、グローバル展開の加速などに取り組んでいきます。
また、環境への貢献も重要な課題と位置づけ、CO2削減サービスや気候変動対応サービスの展開にも注力していく予定です。
編集部のまとめ
今回の株式会社ウェザーニューズの第2四半期決算では、売上高、利益ともに前年同期を上回る好調な結果となりました。
特に、モバイル・インターネット気象事業や航海気象事業の堅調な推移が業績の支えとなっています。
また、環境への取り組み強化など、将来に向けた施策にも注目が集まっています。
今後の更なる成長に期待が高まる決算内容となっています。
株式会社ウェザーニューズの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ウェザーニューズの決算は年2回、6月1日から11月30日までの第2四半期と、6月1日から5月31日までの通期決算を発表しています。
また、同社は株主の皆様への利益還元を重視しており、第38期の中間配当は1株当たり60円を予定しています。
年間配当金は120円/株となる見通しです。