株式会社フルキャストホールディングスの決算日と配当金について紹介します。
企業情報
企業名: 株式会社フルキャストホールディングス
証券コード: E05182
決算期: 12月期
株式会社フルキャストホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社フルキャストホールディングスの決算日は12月31日で、四半期決算は毎年1月、4月、7月、10月に行われています。
主な事業
株式会社フルキャストホールディングスは、人材派遣や業務請負などのサービスを提供する企業です。主な事業に、短期業務支援事業、営業支援事業、飲食事業、警備・その他事業などがあります。労働人口減少の中で、多様な人材ニーズに対応しています。
今期の業績と利益率は?
今期(2024年3月期第1四半期)の連結売上高は17,133百万円と前年同期比で7.3%増加しました。利益面では、連結営業利益が2,356百万円(前年同期比1.1%減)、連結経常利益が2,332百万円(前年同期比2.5%減)となりました。
売上・利益の推移
株式会社フルキャストホールディングスは、人材サービス需要の回復に伴い、主力サービスの「紹介」と「BPO」を伸ばすことができました。しかし、想定通りコロナ禍特需やマイナンバー関連特需が剥落したため、利益は前年同期比で減少しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社フルキャストホールディングスの2024年3月31日現在の四半期連結貸借対照表では、総資産41,221百万円、純資産27,248百万円となっています。
資産の部
資産の部では、流動資産が27,171百万円となり、前期末より2,322百万円増加しました。この増加は主に、現金及び預金の増加によるものです。一方、固定資産は14,051百万円と前期末より78百万円減少しています。
負債の部
負債の部では、流動負債が11,624百万円となり、前期末より1,831百万円増加しました。これは主に、短期借入金の増加によるものです。固定負債は2,350百万円と前期末より49百万円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、27,248百万円となり、前期末より463百万円増加しています。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
株式会社フルキャストホールディングスのROA(総資産利益率)は6.5%、ROE(自己資本利益率)は8.4%となっています。2023年度と比べて総資産と純資産が増加したことで、収益性の指標であるROAとROEがやや低下しました。
キャッシュフロー
2024年3月期第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書によると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,899百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは1,605百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローは42百万円の支出となっています。前年同期と比べ、現金及び現金同等物の期末残高は3,547百万円増加しています。
配当の支払額
2024年2月9日開催の取締役会において、2023年12月期の期末配当を1株当たり32円と決議しました。これにより、当期の年間配当は64円となる予定です。株主還元を積極的に行っています。
今後の展望
株式会社フルキャストホールディングスは、人材サービス需要の回復を背景に、主力サービスの「紹介」と「BPO」を中心に収益力の向上を目指しています。加えて、業務効率化とコスト削減による生産性の向上にも取り組んでいきます。今後も持続的な成長を遂げていくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社フルキャストホールディングスは、人材サービス需要の回復を受けて好業績を維持しつつ、2023年12月期の年間配当を64円と、前期比で上向きに推移しています。今後も主力サービスの拡大と生産性向上に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。
株式会社フルキャストホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社フルキャストホールディングスの決算日は12月31日で、年1回の配当を行っています。2023年12月期の年間配当は1株当たり64円と、前期比で上昇しました。今後も人材サービス需要の回復を背景に、収益力の向上と株主還元の強化が期待されます。