株式会社ペルセウスプロテオミクスの2023年12月期第3四半期決算が発表されました!医薬品事業を手掛ける同社は、この第3四半期でも順調に業績を伸ばしています。売上高は前年同期比2.9%増加の71,685千円と着実に成長しており、今後の医薬品開発への期待も高まっています。引き続き株式会社ペルセウスプロテオミクスの動向にご注目ください。
企業情報
企業名: 株式会社ペルセウスプロテオミクス
証券コード: 48820
決算期: 3月期
株式会社ペルセウスプロテオミクスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ペルセウスプロテオミクスの決算期は3月期で、3月31日が決算日となっています。年4回の四半期決算を行っており、今回の報告は2023年12月31日」までの第3四半期決算となっています。
主な事業
株式会社ペルセウスプロテオミクスは主に医薬品事業を手掛けています。抗体研究支援や抗体・試薬販売、そして自社での創薬に取り組んでいます。がんや認知症などの難治性疾患の治療薬開発に注力しており、将来的な事業拡大が期待されています。
今期の業績と利益率は?
同社の2023年12月期第3四半期の売上高は71,685千円と前年同期比2.9%増加しました。一方で、研究開発費の増加により営業損失は689,498千円となりました。しかし、同社の収益構造は医薬品開発にシフトしていることから、将来的な利益率の向上が期待できます。
売上・利益の推移
同社の売上高は年々増加傾向にあり、第3四半期累計では71,685千円を記録しました。一方で、医薬品開発に向けた先行投資により、経常損失は682,020千円となりました。今後は、開発中の医薬品候補の承認取得や販売開始に伴い、売上の大幅な増加と共に利益面でも改善が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
同社の2023年12月期第3四半期末の貸借対照表は以下の通りです。
資産の部
流動資産は1,753,801千円で、現金・預金が1,663,576千円と大部分を占めています。固定資産は42,862千円となっています。
負債の部
流動負債は99,615千円、固定負債は141,487千円となっており、主な内訳は未払金や長期預り金です。
純資産の部
純資産は1,555,561千円で、株主資本が1,493,022千円と大半を占めています。また、新株予約権も62,538千円計上されています。
ROAとROE
同社のROAは第3四半期累計で-49.9%、ROEは-57.8%となっています。これは、医薬品開発への先行投資により営業損失が計上されたことが主な要因です。しかし、将来的に開発中の医薬品が承認・販売されれば、収益性の大幅な改善が期待できます。
キャッシュフロー
同社の第3四半期累計のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・アウトフローが781,357千円となっています。これは主に研究開発費の支払いによるものです。財務活動によるキャッシュ・インフローは13,802千円で、新株予約権の行使によるものです。今後も研究開発投資が続くと見られ、資金調達の必要性が高まることが予想されます。
配当の支払額
同社では現在のところ配当の支払いはありません。医薬品開発に経営資源を集中させるため、内部留保の活用に注力しているものと思われます。今後の業績回復と共に、株主還元策の検討も期待されます。
今後の展望
同社は現在、がん領域を中心とした自社の医薬品パイプラインの開発に注力しています。特に、CDH3およびTfRを標的とした抗体医薬品の研究開発が進んでおり、今後の承認取得と上市に大きな期待が寄せられています。今後も同社の創薬力と事業展開に注目が集まるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社ペルセウスプロテオミクスは、医薬品事業を中心とした堅調な業績を継続しています。自社の創薬パイプラインの開発に注力し、さらなる事業拡大を目指しています。将来的には収益性の大幅な改善も期待できそうです。同社の動向に注目が集まります。
株式会社ペルセウスプロテオミクスの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は3月31日で、年4回の四半期決算を行っています。直近の2023年12月期第3四半期決算では、売上高は前年同期比2.9%増加の71,685千円となりました。一方で、研究開発投資の増加により経常損失が682,020千円と赤字となっています。同社では配当は行っていませんが、今後の業績回復に伴い、株主還元策の検討も期待されます。