株式会社ハーバー研究所の第41期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ハーバー研究所の決算報告が公開されました。化粧品事業を展開する同社は、新型コロナウイルス感染症の影響の中、売上高8,636,506千円経常損失573,569千円と苦戦していますが、中期的な視点から持続的成長と企業価値向上に向けて対策を講じていることがわかりました。

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企業情報

企業名: 株式会社ハーバー研究所
証券コード: 49250
決算期: 3月期

株式会社ハーバー研究所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ハーバー研究所の決算日は3月31日です。決算発表の時期は、4月から6月の間に行われます。

主な事業

株式会社ハーバー研究所は、化粧品事業を中心に事業を展開しています。化粧品製造、通信販売、店舗販売など、幅広い事業領域を手掛けています。特に人気の高いスクワラン化粧品やディズニーコラボ商品などを展開しています。また、海外市場への販路拡大にも力を入れています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は8,636,506千円と前年同期比で1.1%減少しています。また、経常損失は573,569千円となり、前年同期と比べて改善傾向にあります。利益率は減少しているものの、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぎつつある中で、将来に向けた施策に取り組んでいるのが分かります。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は、2023年3月期12,038,052千円、2022年3月期13,069,154千円、2021年3月期12,910,589千円となっています。一方、経常利益は2023年3月期▲582,623千円、2022年3月期▲382,319千円、2021年3月期▲326,846千円と、3期連続の赤字を計上しています。売上高は横ばいであるものの、利益面では厳しい状況が続いていることがわかります。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日時点の総資産は14,204,606千円となっています。前期末比では450,611千円の減少となっています。一方で、純資産は9,712,091千円と、前期末比で1,061,553千円の減少となっています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が3,771,268千円と大きな割合を占めていますが、前期末比で1,046,574千円の減少となっています。一方で、商品及び製品が2,124,142千円と前期末比で715,500千円の増加となっています。

負債の部

負債の部では、買掛金が272,841千円と前期末比で202,844千円の減少、短期借入金が600,000千円と前期末比で400,000千円の増加、1年内返済予定の長期借入金が845,273千円と前期末比で44,182千円の増加となっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が9,335,426千円と前期末比で1,063,266千円の減少となっています。これは当期の親会社株主に帰属する四半期純損失912,006千円の計上によるものです。

ROAとROE

株式会社ハーバー研究所のROA(総資産利益率)は、2023年3月期が▲3.9%、2022年3月期が▲2.4%と低水準で推移しています。ROE(自己資本利益率)も同様に、2023年3月期が▲6.5%、2022年3月期が▲3.6%と低い水準にあります。これは主に、新型コロナウイルス感染症の影響による業績の悪化が原因と考えられます。今後は、利益率の向上に向けた取り組みが重要となってきます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは詳細が開示されていませんが、現金及び現金同等物の残高は3,771,268千円と前期末比で1,046,574千円の減少となっています。これは主に、営業活動によるキャッシュ・フローの減少や、投資活動によるキャッシュ・フローの減少によるものと推察されます。今後の事業活動における資金繰りに影響を与える可能性があります。

配当の支払額

株式会社ハーバー研究所は、年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当金は1株当たり80円となっています。当第3四半期連結累計期間においては、2023年6月5日に1株当たり40円の期末配当を実施しています。株主還元は継続して行っていることが確認できます。

今後の展望

株式会社ハーバー研究所は、新型コロナウイルス感染症の影響が和らぐ中、中期経営計画に基づき、持続的成長と企業価値向上に向けた取り組みを推進しています。具体的には、ロイヤルティの向上・LTV(顧客生涯価値)の最大化IT基幹システムの強化環境に配慮した研究開発などに注力しています。これらの施策を通じて、ブランド価値の向上と安定的な収益基盤の構築を目指しています。

編集部のまとめ

株式会社ハーバー研究所は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい状況が続いていますが、中長期的な視点から組織体制の強化や事業基盤の構築に取り組んでいます。特に、ロイヤルティの向上やLTVの最大化、IT投資の強化などに注力しており、持続的な成長と企業価値向上に期待がかかっています。今後の業績回復と株主還元の継続に注目していきたいと思います。

株式会社ハーバー研究所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社ハーバー研究所の決算日は3月31日であり、決算発表の時期は4月から6月の間に行われています。また、同社は年2回の配当を行っており、2023年3月期の年間配当金は1株当たり80円となっています。今後も安定的な株主還元が期待されます。

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