株式会社アジュバンホールディングスの2024年第1四半期決算が発表されました!化粧品の商品企画、研究開発、販売を手掛ける同社の業績は、「個性を重視する時代」を反映し、安定して推移しているようです。
企業情報
企業名: 株式会社アジュバンホールディングス
証券コード: 49290
決算期: 3月期
株式会社アジュバンホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
同社の決算日は3月20日です。第1四半期の決算は6月20日に発表されています。
主な事業
株式会社アジュバンホールディングスは、スキンケア・ヘアケア商品の企画、研究開発、販売を主な事業としています。アジュバンサロンブランドの展開やネット広告の強化など、多角的な事業展開を行っています。
今期の業績と利益率は?
第1四半期の連結売上高は1,062百万円と前年同期比1.0%減少しましたが、営業利益は1百万円と黒字化しました。経常利益は24百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は13百万円となっています。
売上・利益の推移
スキンケア事業は微増、ヘアケア事業は減少傾向にありますが、アウトバス・スタイリング剤ブランドの売上がリカバリーできていないことが影響しています。一方、子会社のネット広告事業は好調に推移しています。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の総資産は5,266百万円で、前連結会計年度末より10百万円減少しています。負債合計は1,126百万円と65百万円増加し、純資産は4,140百万円と76百万円減少しました。
資産の部
流動資産は3,555百万円で前連結会計年度末より32百万円減少、固定資産は1,711百万円で21百万円増加しています。
負債の部
流動負債は666百万円で57百万円増加、固定負債は459百万円で7百万円増加しています。
純資産の部
利益剰余金は2,638百万円と96百万円減少しています。その他の包括利益累計額は8百万円と6百万円増加しました。
ROAとROE
ROAは1.0%、ROEは0.3%と、ともに前年同期比で改善しています。これは、経常利益の増加や純資産の減少などが要因と考えられます。事業効率の向上やキャッシュ管理の強化が進んでいるようです。
キャッシュフロー
四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため不明ですが、純資産の減少から支出超過の可能性があります。今後の投資計画や配当動向に注目が集まりそうです。
配当の支払額
当第1四半期では96百万円の配当を実施しています。前年同期の191百万円から大幅に減少しています。引き続き安定配当を目指しているようですが、業績動向を踏まえた対応が必要かもしれません。
今後の展望
「個性を重視する時代」を捉え、新スキンケアブランドの上市やネット広告事業の強化などで、持続的な成長を目指しています。一方で、物価高の影響や地政学リスクには注意が必要です。企業・株主・サロン・お客さまとの「共創」による、さらなる事業展開に期待が高まります。
編集部のまとめ
株式会社アジュバンホールディングスの2024年第1四半期決算は、売上高は減少したものの利益は改善しています。ネット広告事業が好調で、新商品投入など、個性を重視する市場ニーズを捉えた施策が功を奏してきた印象です。今後も、事業の効率化とブランド力強化に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。
株式会社アジュバンホールディングスの決算日や配当についてまとめました。
アジュバンホールディングスは3月決算で、第1四半期決算は6月20日に発表されています。今期の配当は96百万円と前年同期から大幅に減少しましたが、引き続き安定配当を目指しているようです。企業・株主・サロン・お客様との共創を通じたさらなる成長に期待が高まります。