プレミアアンチエイジング株式会社の2023年7月期第2四半期決算報告をご紹介します。業績の回復に向けた取り組みが行われ、リカバリー事業が好調に推移しています。売上高は減収となったものの、営業利益も黒字転換するなど、企業の健全性を維持できている様子がうかがえます。今後の新商品投入やグループシナジーの発揮に注目が集まりそうです。
企業情報
企業名: プレミアアンチエイジング株式会社
証券コード: E36046
決算期: 2023年7月期
プレミアアンチエイジング株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
プレミアアンチエイジング株式会社は7月期決算を行っており、2023年7月期第2四半期(2023年8月1日~2024年1月31日)の決算となります。
主な事業
プレミアアンチエイジング株式会社は、スキンケア、ヘアケア、インナーケア製品の製造・販売を行う「アンチエイジング事業」と、リカバリーウェアなどの製造・販売を手がける「リカバリー事業」を展開しています。主力ブランドには「DUO」「カナデル」「クレイエンス」などがあります。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期の連結売上高は10,649百万円と前年同期比25.3%減少しました。一方で、リカバリー事業の寄与や通販市場での広告宣伝費抑制などにより営業損失は205百万円に改善しました。また経常損失も199百万円と前年同期の95百万円の経常利益から悪化しています。
売上・利益の推移
プレミアアンチエイジング株式会社の売上高は、主力のアンチエイジング事業が低調に推移していることから、2024年7月期第2四半期は10,649百万円と前年同期比で25.3%減少しました。一方で、新たに加わったリカバリー事業の業績が好調に推移し、営業損益は205百万円の損失まで改善しています。
四半期連結貸借対照表について
プレミアアンチエイジング株式会社の四半期連結貸借対照表は、資産10,625百万円、負債4,702百万円、純資産5,923百万円となっています。前期末から1,509百万円の減少となっています。
資産の部
資産合計は10,625百万円で、前期末比1,509百万円減少しました。流動資産は8,368百万円と861百万円減少し、固定資産は2,256百万円と648百万円減少しています。
負債の部
負債合計は4,702百万円で、前期末比176百万円増加しました。流動負債が298百万円増加の3,315百万円、固定負債が122百万円減少の1,386百万円となっています。
純資産の部
純資産合計は5,923百万円で、前期末比1,686百万円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失1,685百万円によるものです。
ROAとROE
プレミアアンチエイジング株式会社のROA(総資産経常利益率)は-1.9%、ROE(自己資本当期純利益率)は-28.4%となっています。前年同期と比べ大幅に悪化しており、経営効率の低下が伺えます。今後の業績回復が期待されます。
キャッシュフロー
当第2四半期のキャッシュ・フローは、営業活動により38百万円の資金を獲得し、投資活動により745百万円を使用、財務活動により29百万円を使用しました。その結果、現金及び現金同等物の残高は前期末比720百万円減少の3,938百万円となっています。
配当の支払額
プレミアアンチエイジング株式会社は当第2四半期決算において、配当の支払いは行っておりません。今後の配当政策については注目が集まるところです。
今後の展望
プレミアアンチエイジング株式会社は、中期経営計画「2024-2027 +Beyond」の初年度として、構造的な改革の推進と再成長への基盤整備に取り組んでいます。新商品投入やグループ一体経営の強化など、今後の業績回復に期待がかかっています。
編集部のまとめ
プレミアアンチエイジング株式会社の2023年7月期第2四半期決算は、アンチエイジング事業の減収により売上高が減少したものの、リカバリー事業の好調や広告宣伝費の抑制により営業損益が改善しました。将来の成長に向けた取り組みが着実に進展していることがうかがえます。次期以降の業績回復に注目が集まるでしょう。
プレミアアンチエイジング株式会社の決算日や配当についてまとめました。
プレミアアンチエイジング株式会社は7月決算を行っており、2023年7月期第2四半期(2023年8月1日~2024年1月31日)の決算となります。当期の業績は減収ながら、営業損益の改善が見られました。一方で、配当については当期も見送りとなっており、今後の動向が注目されます。